アマチュア天文学の父山本一清氏について -1- -日本のアマチュア天文学はここから始まった!-

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最近、肉眼で見える新彗星の出現で、新彗星がしばしば

話題になります。

紫金山・アトラス彗星やアトラス彗星は、中国の紫金山天文台

やアトラスプロジェクトチームによって発見された新彗星です。

数十年前のかつては、度々、日本のアマチュア天文家によって

新彗星が発見されました。

新彗星には発見者の名前が命名され、新聞やテレビにも報道

され話題になりました。

「彗星日本」と呼ばれた時期もありました。

アマチュア天文家が、新彗星発見する活躍をする

ルーツはどこからでしょうか。

これには、アマチュア天文学の父と呼ばれる

山本一清先生の貢献や関わりが大きいと思います。

今回は、その話題について紹介します。

タイトル画像

画像の天文台は、花山天文台ではありません。

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京都大学の花山天文台

1929年10月17日。京都の東山の自然の中に

銀色のドームが構築。

大勢の内覧者の中、京都大学の花山天文台落成式

が行われました。

銀色の観測ドームに設置されていたのは、

当時の国内最大になる英国ケック社製の30センチ

屈折式望遠鏡でした。

そしてこの花山天文台の初代台長が山本一清先生でした。

先生は、落成式で設置されたこの望遠鏡を感無量の

思い出見つめていたそうです。

花山天文台は、東京大学に続いての2番目に大学の天文台

になります。

山本先生は、花山天文台の開台を機に太陽や太陽系天文学の

研究に重点を置き、アマチュア天文家の育成に力を注ぎまし

た。

アマチュア天文家を育成し、全国網羅する

山本先生は、なぜ、アマチュア天文家の育成を考えたのでしょうか。

東京大学の天文台は、古くは江戸幕府からの暦作成機関としての

歴史を継承し、官僚養成の特色がありました。

それに対して京都大学は民間人による天体観測者の育成に

目を向けられました。

その意図として大学専門機関の研究者のみの観測だけでは

観測数に数が限られている。

高い天文学の専門知識を身につけたアマチュア天文家を

全国的にネットワーク化することで、多様で客観性の高い

観測データを収集できるのでは、そして、それにより

日本の天文学の向上ができると考えました。

天文学ブームが吹き上がった時代

この頃は、第一次世界大戦後で暮らしも豊かでr

一大天文学ブームでありました。

花山天文台開設前の1920年に山本一清先生が

国内最古の天文同好会になる「東亜天文学会」

を設立しました。

設立の3ヶ月で同好会の会員数は500人を

突破したそうです。

1922年にはアルバート・アインシュタイン氏が

日本に来日。

相対性理論の関連書籍や山本先生の著書「星座の

楽しみ」が当時ベストセラーになったそうです。

宮沢賢治が「銀河鉄道の夜」の初版を書いたのも

この頃とされます。

次号に続く

参考文献及び引用文献

山本一清博士とカルバー46cm望遠鏡

モンゴル国・フレルトゴート天文台評議員 坂井義人

まとめ

最近、肉眼で見える新彗星の出現で、新彗星がしばしば

話題になります。

数十年前のかつては、度々、日本のアマチュア天文家によって

新彗星が発見されました。

「彗星日本」と呼ばれた時期もありました。

アマチュア天文家が、新彗星発見する活躍をする

ルーツは、アマチュア天文学の父と呼ばれる

山本一清先生の関わりが大きいと思います。

今回は、その話題について紹介しました。

山本先生のお考えや天文同好会の設立後

、当時の天文ブームによりここから

たくさんのアマチュア天文家が輩出される事に

になります。

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