冬の空は、1等星が多く、空の透明度が良く1年で最も美しく星が
見える時期です。
夜半になると東の空高く、春の星座が見えてきます。
春の星座は、天の川銀河の星域から外れるため、遠方の
系外銀河が多く見えています。
今回は、今の時期に見える系外銀河の撮影画像を紹介します。
タイトル画像 M105、M95,M96
撮影者 静岡県 Jhosua 氏
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SeestarS50で系外銀河を撮影
Seestarの対物レンズの有効径は、50mmです。焦点距離は
250mmで、F5になります。
系外銀河の撮影は、Seestar専用アプリから星雲星団撮影
モードを使用します。
アプリの検索モードより,撮影したい星雲店星団の名称を検索して
名称を呼び代GoToのボタンを押す事により、Seestarが自動導入
し、視野中央に目標天体が入ります。
撮影ボタンを押すと撮影を開始します。
およそ10秒単位で、スタッキングを繰り返します。
撮影時間をかかれば、スタッキングの効果により天体がはっきり撮影
できます。
M104 ソンブレロ銀河星雲 おとめ座
M104 SeestarS50で撮影 撮影日 2025年1月16日
おとめ座とからす座の境界に近い場所に位置する
系外星雲です。
大変明るい系外銀河ですので、小さい望遠鏡でも
よく見えます。
SeestarS50による数分のスタック撮影でもメキシコ人
のかぶるおなじみの縁の広いソンブレロの帽子の形や
銀河を横断する暗黒帯がよく写ります
NGC4038&4039 アンテナ銀河
NGC4948&4039 アンテナ銀河 SeestarS50で撮影 撮影日 2025年1月16日
からす座に見える対になった系外銀河です。
NGC4038と4039が、銀河衝突を起こしており、互いに潮汐力を
及ぼす事で2本の長い腕状の構造が伸びています。
アンテナ銀河の他に触角銀河、リングテール銀河とも呼ばれます。
SeestarS50による数分のスタック撮影ですが、二つの銀河と
触角を思わす渦巻き構造がわかります。
M105.M95、M96 しし座銀河群
M105及びM95、M96 VesperaⅡ 撮影日 2025年1月27日 撮影者 静岡県 Jhosua氏
春の夜空にはかみのけ、おとめ座に数多くの系外銀河
が見えますが、しし座にも銀河群が多数あります。
M105,M95M96の明るい銀河やNGC3384.NGC3389等
により銀河の集団を形成しています。
「しし座Ⅰ銀河群(M96銀河群)」と呼ばれます。
地球から3000万光年の距離にある系外星雲です。
個々の系外銀河の特徴がよく分かります。
まとめ
今回は、冬の夜半の夜空に見える系外銀河を話題のスマート
望遠鏡で撮影した画像を紹介しました。
いずれも市街地の中で撮影されたものです。
深宇宙の姿を手軽に撮影できるのもスマート望遠鏡の魅力です。
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