春分の日を向かえました。
夜明けが少しづつ早くなり、初春の季節になります。
夜半には、すっかり春の星座が広がっております。
春の星座は、天の川銀河の星域から外れるため、遠方の
系外銀河が多く見えています。
今回は、今の時期に見える系外銀河の撮影画像を紹介
します。
タイトル画像 M65,M66 SeestarS50で撮影
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SeesterS50で系外銀河を撮影
Seestarの対物レンズの有効径は、50mmです。焦点距離は
250mmで、F5になります。
系外銀河の撮影は、Seestar専用アプリから星雲星団撮影
モードを使用します。
アプリの検索モードより,撮影したい星雲店星団の名称を検索して
名称を呼び代GoToのボタンを押す事により、Seestarが自動導入
し、視野中央に目標天体が入ります。
撮影ボタンを押すと撮影を開始します。
およそ10秒単位で、スタッキングを繰り返します。
撮影時間をかかれば、スタッキングの効果により天体がはっきり
撮影できます。
M65、M66 しし座銀河群

M65(上)、M66(下)しし座銀河 SeestarS50で撮影 2024年11月5日
しし座の後ろ足にあたるθ星とι星の中間にあり、
1°の視野内にM65,M66、NGC3628の3つが
集まって見える。
実際に同じ小宇宙のグループで、
2900万年光年に位置する。
明るく、それぞれの銀河に特徴があり、
天体写真ファンの撮影対象になります。
市街地での数分の撮影ですが、それぞれの
渦巻きの特徴が分かる。
M97とM108

M97(左)ふくろう星雲とM108(右)系外銀河 VesperaⅡ
2025年2月16日撮影 撮影者 静岡県 Jhosua氏
おおぐま座のβ星の近傍に輝き、惑星状星雲と系外銀河
のコラボが撮影できるこちらも人気の撮影対象です。
M97は、惑星状星雲です。
惑星状星雲の色彩とふくろう星雲の別名で
知られる特徴的なふたつ目を思わす
暗部もはっきり見えます。
M108も眼視では、うっすらと横長に
広がる様子が見えるのみですが、
スマート望遠鏡では、複雑な渦巻き
構造と明るい恒星が見えています。
M81とM82

おおぐま座の系外銀河 M81(左)とM82(右) VesperaⅡ
2025年3月20日撮影 撮影者 静岡県 Jhosua氏
北斗七星のα星から少し離れた位置に輝く
系外銀河です。
小望遠鏡でもハの字に同じ視野に見える
明るい銀河です。
M81の雄大な渦巻き構造とM82の中心部での
爆発の様子が分かります。
よく見ると周辺にも小型な系外銀河が幾つか
見えます。
まとめ
今回は、初春の夜空に見える系外銀河を話題のスマート
望遠鏡で撮影した画像を紹介しました。
いずれも市街地の中で撮影されたものです。
深宇宙の姿を手軽に撮影できるのもスマート望遠鏡の
魅力です。

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