天文ファンと運転免許返納について -浜松スペースハンタークラブ会員の手記を紹介!- -2-

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アマチュア天文ファンは、美しい星空を求めて自家用車を

用いた遠征観測を行っております。

そんな中、高齢者の運転免許返納が昨今、話題に上がります。

高齢化する天文ファンに取ってこの話題は、人ごとでは

ありません。

浜松スペースハンタークラブの会員の掛井氏が、この話題に

ついて手記にしましたのでここに紹介します。

今回はその2回目になります。

タイトル画像 プレアデス星団(M45) VesperaⅡで撮影

撮影者 静岡県 Jhosua氏 

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天文ファンと運転免許返納

電視観望がポビュラーになり5年ほど経ちました。

当初は手持ちの機材に天体力メラを装着し PCに繋ぐスタイルをとっていましたが、

近年はスマート望遠鏡の開発が盛んになり、光学系、駆動系、検出装置がオール

インワンとなり、気軽に暗い星を観測できるようになりましたが、それでも値段

の壁というのがありました。

が、こに来てSeestar50なる廉価な機材も発表されています。

中国のメーカーの貪欲さには舌を巻きます。

Seestarも11月から30口径の機材が予約開始となりましたが、いくら廉価とは言え

貧乏人には手を出しにくいものです。

手持ちの機材で同じようなスペックの組み合わせを作ってみました。

AZgtiの架台にFMA135とAS1183MCを組み合わせました。

本家の SeeStarに比べようもありませんが、携帯性は担保されています。

オールインワンの機材も含め傾向性の良い機材が普及すれば、公共交通機関の利用

などで天文ファンの免許返納時期が早まることについて抵抗が少なくなる気がしま

す。

EPSON MFP image

2035年の皆既日食観望を目標に 

おそらく高齢者の免許返納がクローズアップされたのは、2019年の池袋暴走

事故からでしよう。

それまでにも高齢者によるペダルの踏み間違い事故はたまに報道されていましたが、

やはり社会的立場にある人の事故というのは社会的影響が大きいと思います。

事故者の元院長は当時87歳でしたが、私の父親が免許を返納したのは76歳だったと

記憶しています。

私は現在65歳。今のところ75歳を考えています。

池袋の事故の元院長が87歳だったことを考えると早い時期の返納になるかと思いますが、

自分で判断できるうちに返納することの決心が揺らがないように、今から家族に話して

います。

ただ76歳の2035年に北関東から北陸にかけて皆既日食が見られます。

子供のころからの夢でしたのでこの時までは運転を続けようと考えています。

なお本稿については、他人に免許返納を強要する目的でないことをご了承

ください。

まとめ

アマチュア天文ファンは、美しい星空を求めて自家用車を

用いた遠征観測を行っています。

そんな中、高齢者の運転免許返納が昨今、話題に上がっており

高齢化する天文ファンに取ってこの話題は、人ごとでは

ありません。

浜松スペースハンタークラブの会員の掛井亘氏が、この話題に

ついて手記を書かれましたのでここに紹介しました。

星を楽しむ手段として電子観望が選択したり、20235年の皆既日食

観望を目標にするなどアイデイアを提起してくれました。

手記の掲載を了承頂いた静岡県の掛井氏に誌面にて感謝いたします。

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