太陽観測の新機材(太陽撮影専用架台)を紹介!-効率よく太陽を見るソーラークエスト- -1-

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当ブログでいつも素晴らしい太陽撮影画像を

提供してくれる静岡県のJhosua氏が、太陽

撮影の新しい機材について手記を送って

くださいました。

太陽撮影専用架台ソーラークエストについて

2回に分けてブログ紹介します。

太陽撮影専用望遠鏡について語る天文

ファンは少ないので、興味のある方は

ぜひ、読んでみてください。

タイトル画像 ソーラークエストで

撮影した7月13日の太陽像

撮影者 静岡県のJhosua氏 

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太陽撮影専用架台ソーラークエスト

ここより、Jhosua氏の手記を紹介します。

さて、私の休日はほぼ日曜のみ。

唯一の休日の密かな楽しみは太陽の撮影だったり

する。

しかし、せっかくの休日に用事があって時間が撮れ

なかったり、SCWで確認すると雲が差し迫っていて

とても撮れそうに無かったりというの多くあります。

そういう時はVESPERAIIで白色光の太陽のみを

サクッと撮ったりもするのですが、やはりモジャ

モジャしたHa光の太陽を撮りたいところ。

そこで、ニューアイテムを導入してみました。

Sky Watcher SolarQuest Mount

Sky Watcher ソーラークエストマウント
Sky Watcher ソーラークエストマウント 太陽観測専用マウント

新しい架台ソーラークエストに搭載した

望遠鏡と撮影場所です。

 ソーラークエストに搭載した望遠鏡と撮影場所

普段、時間が取れる時の設営はこんな感じ。

環境はバッチリだけど、準備・撤収に時間がかかる。

 従来の撮影機材EQ6と撮影場所 

ちなみにVESPERAIIだと超絶シンプルになったり。

 VesperaⅡと撮影場所 VesperaⅡが撮影機材として

            シンプルなのが分かる

この3枚はカメラ固定でそれぞれ設置したところを

撮影してる。

3台のそれぞれの各仕様のサイズ感がお分かり頂けると思う。

このソーラークエスト、初日は難儀しました。

電池を入れて、電源オン。

電源ランプが点いて点滅。

マウント部の水平出しで止まったまま…。

数十分待っても変化無し。

電源を入れ直しても、新品の電池でもダメかと思って12V

バッテリーで繋いでみても変わり無し。

もしかして初期不良?

実は、悪戦苦闘し始めて2時間半くらい経ってから動くよう

になりました。

そういえば、手持ちのSky-Watcherの赤道儀に付いてる

GPSモジュールって、電源を入れないまま長期間放置され

てたりすると内部充電池が空になって、次回動作時にもの

すごい時間がかかるんだったっけ。

もしかして同じGPSモジュールを使ってる?

同じSky-Watcherだし。

そんなわけで、みなさんも購入したら、電源をオンにして暫く

放置してあげると良いかも。

いざ撮影の段になって動かないとショックですし。

一回充電されてしまえば、電源オンから2~3分で太陽

に向いてくれます。

最初はアライメントが合っていないので、太陽の方向を

向くだけで手持ちのLUNT LS60MTの視界に入ってきま

せん。

カーソルキーで向きを動かして視界の真ん中へと導入し

ます。

カーソルキーだけだと微動、カーソルキー+電源ボタンで

粗動なんだけど、カーソルキー+電源ボタンが微妙にやり

づらい…。

視界の中央に太陽が来たら電源ボタンをポンポンとダブル

クリック。

すると、赤色ランプが点滅して位置を覚えた事を知らせて

くれます。

ソーラークエストの操作ボタンの図解

操作感は軽快で良いのですが、LUNTの重いHaチューナーノブ

回すと視界から太陽が消えてしまいます。

普段使いのSky-Watcher EQ6赤道儀だと頑強だから片手で

グイグイ回してもビクともしないのですが、ソーラークエスト

の場合は鏡筒を支えながらノブを回さないといけません。

値段や軽さ、コンパクトさを考えれば贅沢は言えませんし

、これで十分だったりします。

  2025年7月13日-10時16-分 ソーラークエストで撮影

普通に撮れてるでしょ?

時間の無い時に太陽の全体像だけでも撮りたい場合

には結構使えると思いません?

次回へ続く

7月13日のDWARF3による太陽面

参考に7月13日のDWARF3による太陽面の撮影画像を

紹介します。

この日は、白色光でも、たくさんの黒点群が観察でき

ました。

Hαですと、プロミネンスやフレアの活動の様子も分かり

一層、太陽面の活動が活発なのが分かります。

 7月13日の太陽面 撮影機材 DWARF3 

 左より14140、14136,14139、14135、14138黒点群が

 見える 

 

 14135、14136、14137黒点群をトリミング

 撮影時のDWARF3 SeestarS50のカーボン三脚を利用

まとめ

当ブログでいつも素晴らしい太陽撮影画像を

提供してくれる静岡県のJhosua氏が、太陽

撮影の新しい機材について手記を送って

くださいました。

新しい太陽撮影専用架台ソーラークエストに

ついての実際の使用感について紹介してくれ

ました。

日々使う撮影機材は、手軽で簡便性も大事

ですね。

特に最近のように晴れても雲が多い日は

撮影機材の準備や撮影の効率性が重要に

なります。

次回は手記の後半を紹介します。

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