地元の浜松市には、天体写真のベテランが集う遠州天体写真愛好会があります。
その会員の方々により、毎年、美しい天体写真の数々を紹介する写真展が、浜
北市のプレ葉ウオーク浜北で開催されております。
昨年は、112点の作品が展示されました。
今回は、2021年の展示作品の一部を紹介します。
遠天会員の方々の素晴らしい天体写真をお楽しみ下さい。
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神島遠景
神島 撮影者 田代貞氏
撮影者のコメントと撮影条件 遠州天体写真愛好会ホームページより引用
島は伊勢湾に浮かぶ島で伊良湖と鳥羽の間に位置します。
三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった島で、吉永小百合や山口百恵などがヒロイン
として多数映画化されているのでご存知の方も多いと思います。
島の中央付近に一つ目小僧のように光るのが神島灯台で恋人達の聖地(全国30か所)
のひとつでもあります。
<作者より>
神島と伊良湖の間は伊良湖水道といって暗礁が多く日本でも有数の難所です。
航行できる幅は1.2kmと非常に狭く往来する船舶の数も多くてひっきりなしに神島の前を
通過していきます。
40分の露出にも多くの船の光跡が写りましたが画像処理で消しています。
撮影条件
撮影日時 2020年10月25日 18時05分~45分
露出 6秒×348枚比較明合成
絞り 5.0 ISO 1000
カメラ CANON EOS6D (HKIR改造)
光学系 タムロンSP 70-200mm F2.8 Di VC USD 89mmで使用
撮影システム 三脚固定
画像処理 フォトショップCC他
印刷システム CANON ip7830 画彩PROペーパー
撮影地 渥美半島伊良湖岬
ソンブレロ銀河 (M104)
系外銀河 M104 撮影者 今村守孝氏
撮影者のコメントと撮影条件 遠州天体写真愛好会ホームページより引用
キシコのソンブレロという帽子に似ていることから、ソンブレロ銀河の名で親しまれている
銀河です。
渦巻銀河をほぼ真横から見た姿で、暗黒帯が一直線に横切るようすがひじょうに美しいです。
実直径が12万光年もある巨大な銀河で、小口径の望遠鏡でも楽しめます。
《作者より》
2008年に撮影して以来の撮影になりました。
VISACの光軸を九州のTOMITAで行ってもらったのでVISACの星像も以前よりわずかに
良くなりました。
タカハシの鏡筒と比べると1段落ちていますが。
撮影日 2021年5月3日21時10分~
露出 L5分×16枚 合計80分 LPS-P2使用
カメラ ST-8300冷却CCDカメラ 冷却温度 -23℃
光学系 VISAC+レデューサー 1293mmF6.5
撮影システム 高橋NJPE-ZEUSⅡ M-GENにてオ-トガイド
撮影地 浜松市中区上浅田自宅
RGB撮影 R3分×4枚 G3分×5枚 B3分×3枚
2008年3月9日TOA130直焦点1000mm BJ41L
合計36分 西遠 LRGB合計露出 116分
まとめ
地元の浜松市には、天体写真のベテランアマチュア天文家
が集う遠州天体写真愛好会があります。
その会員による写真展が、浜北市のプレ葉ウオーク浜北で
毎年開催されております。
昨年は112点の作品が展示されました。
今回は2021年の展示作品の一部を紹介しました。
次回も引き続き展示作品の一部を紹介したいと思います。
当ブログで写真展の画像公開を快く了承頂きました
遠天代表に誌面にて感謝します。
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