今回は、静岡県のアマチュア天文同好会
、浜松スペースハンタークラブの会員の
本年になって撮影された天体写真を
紹介します。
ISSの日面通過や火星の接近画像など
興味深い撮影画像を紹介します。
タイトル画像
ISSの日面通過 撮影者 篠原清昭氏
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ISSの日面通過

ISSの日面通過 2025年3月23日14時55分 撮影者 静岡県 篠原清昭氏
撮影者のコメント及び撮影条件
本日、近場でISSの日面通過があり天竜の船明ダムの近くの船明公園にて
撮影してきました。
当初は御前崎の先端から沼津市に抜けるルートだったのですが、日本人
宇宙飛行士の大西卓哉さんらが上がっていった関係で、予報軌道が大き
く西にずれあきらめていたのですが、天竜区に掛かるようだったので
撮影することが出来ました。
ペンタ75SDHF+XP24+EOS6D 自作ポタ赤
動画から39コマ切り出し
火星の接近画像

火星の撮影画像 撮影者 静岡県 今村守孝氏
左上より
1.2025年1月13日21:23 視直径14.6″ 火星面砂漠地帯
2.2025年1月21日21:13 視直径14.6″ 右上にアキダリアの海
中央右にオーロラ湾
3.2025年1月28日19:34 視直径14.0″
4.2025年1月28日21:51 視直径14.0″ 上にアキダリアの海
下に真珠の湾
5.2025年2月4日19:35 視直径13.4″ 大シルチス
6.2025年2月4日20:57 視直径13.4″ 大シルチス
μ210 2415mm
2倍バローレンズ ZWO ASI385
赤道儀 NJP E-ZUSⅡ
撮影者のコメント
2025年1月12日は浜松市天文台の火星観望会の
当番でした。
この日は東京からNHKも火星観望会の撮影に
浜松市天文台に来ていたのですが、完全に
曇ってしまい残念でした。
今回の火星の接近は小接近なので自分で
撮影してこなかったのですが、12日が
あまり残念だったのでこの日以降自宅で
火星の撮影を始めました。
今回の撮影に使用したNJPは、協栄産業から
中古で買ったもので元はアルミ製の反射用
ショートピラーが付属していました。
これで撮影した頃、新幹線ののぞみが通過
するたびに惑星が飛び回って動画撮影に
とても苦労しました。
そこで大阪の協栄産業から中古で鉄製の
ロングピラーを購入して入れ替えました。
これがとてつもない重さで一人ではどうにも
ならず同好会の会員に助けてもらってようやく
設置できました。
効果は絶大で以後、惑星撮影が快適になりました。
もうひとつが惑星の導入問題でμ210にバーロー
レンズをつけると高倍率のためなかなかすんなりと
惑星がカメラに導入できず困っていました。
以前、同好会の会員から頂いた暗視野照明付き
十字線入りのアイピースをビクセンのフリップ
ミラーと組み合わせて使い始めたところこの
問題は解決できました。
私の工夫としてはμ210は反射鏡を動かしてピントを
合わせるのですが、これですと惑星のピント合わせは
大変なので別売りのラックピニオンを取り付けています。
それでも手動のピント合わせは苦労するので国際光器の
安価なモーターを取り付けて電動化しています。
引用文献
天文同好会 浜松スペースハンタークラブ会誌「ほし」
第195号
まとめ
今回は、静岡県のアマチュア天文同好会
、浜松スペースハンタークラブの会員の
本年になって撮影された天体写真を
紹介しました。
ISSの日面通過や火星の接近画像です。
皆様、観測機材や撮影にあたり、様々な
創意工夫をされております。
当ブログに掲載許可を頂いた篠原氏、
今村氏に誌面にて感謝します。

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