12月に極大を向かえるうみへび座σ(シグマ)流星群に注目! -昨年、発見された西村彗星が母天体-

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12月4日にうみへび座σ(シグマ)流星群が極大を向かえます。

この流星群の母天体が、昨年発見された西村彗星が母天体と

して注目されています。

母天体と思われる西村彗星が、回帰して1年となるこの年、

流星群の活動の動向に期待が集まります。

タイトル画像 西村彗星 撮影者 静岡県 田代貞氏 

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うみへび座σ(シグマ)流星群

12月の流星群といえば、ふたご座流星群が有名ですが、

この時期には、12月4日にピークを迎えるうみへび座σ

流星群があります。

明るい火球が出る流星群のようです。

ふたご座流星群の活動時期に平行し、火球が多いため

ふたご座流星群の観測の副産物として、うみへび座

σ流星群が捉えられたのかもしれません。

うみへび座σ流星群の特徴

11月22日から1月18日に活動が見られる流星群です。

極大日は、12月4日。ZHR7.0個

輻射点は、うみへび座のα星付近にあり、こいぬ座の

プロキオンの東方10度の位置にあります。

発見の由来は、1961年、1952年から1954年にかけてハーバード大学

のスーパー・シュミットが撮影した7個の軌道から検出された事から

です。

母天体が、西村彗星(C/2023P1)

昨年、静岡県の西村栄男氏により発見された西村彗星(C/2023P1)が

ありますが、多くのうみへび座σ流星が、この西村彗星の軌道と類似し

ていることが明らかになりました。

うみへび座σ流星群の母天体が西村彗星であると国内外の専門家や機関

から公表されています。

C/2023P1とσ Hydridsについて CBET

CBETに記載の極大ピークは、NOV.30となっている。

σ Hydridisは、11月下旬から12月上旬において、出現ピーク

がある可能性があるとの事です。

The remarkable similarity of the orbit of C/2023 P1 Nishimura and

the σ Hydrid meteor shower

σ-Hydrid fireball over Japan, December 11, 1993, 14h16m05sUT.

  西村彗星(C/2023P1) 撮影者 静岡県 田代貞氏  

今年の同流星群の活動に注目

うみへび座σ流星群の母天体と思われる西村彗星が近日点を

通過し、地球の公転軌道付近に飛散されたダストトレイルが、

活発な流星活動を引き起こすのではないかと予想されました。

昨年は、月刊天文ガイド2024年5月号に森本大輔氏が、2023

年12月15日3時32分にうみへび座σを示唆する5つの明るい流星

の写真撮影がありました。

ある程度の活動が、あったのではないでしょうか。

関連記事リンク

うみへび座σ流星群の火球 2023年12月7日 アストロアーツ

2023年12月のうみへび座σ流星群の出現状況  

 SonotaCo Net work Japan

今年も母天体が通過して1年後として、流星群の活動が活発化

するのではないかと注目されています。

ふたご座流星群の活動時期と重なるので、併せてうみへび座σ

流星群の活動にも注目してみるのは、如何でしょうか

まとめ

12月4日にうみへび座σ(シグマ)流星群が極大を向かえます。

この流星群の母天体が、昨年発見された西村彗星が母天体と

して注目されています。

母天体と思われる西村彗星が、回帰して1年となります。

この年のうみへび座α流星群の活動の動向にも期待が集ま

ります。

ふたご座流星群の観測とあわせて、この流星群の動向も

観測するのは如何でしょうか。

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