星空観察や天体写真が好きな方にとって、春から初夏にかけては
系外銀河観察・撮影が楽しい季節です。
今回は、その中でも特に人気の高い「M104(ソンブレロ銀河)」と
「NGC253(スカルプチャー銀河)」の魅力、そして話題のスマート
望遠鏡「Seestar S50」での撮影体験についてご紹介します。
タイトル画像 NGC253 SeestarS50 2024年9月14日
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M104(ソンブレロ銀河)の魅力

M104(ソンブレロ銀河) おとめ座 SeestarS50による撮影 2分露出 2025年1月14日撮影
M104はおとめ座に位置し、「ソンブレロ銀河」という愛称で親しまれています。
その最大の特徴は、明るい中心核と大きく膨らんだバルジ、そして銀河を一文字に
横切る暗黒帯です。
この構造がまるでメキシコのソンブレロ帽子のように見えることから、その名が
付けられました。
- 明るい中心核と巨大なバルジは、観る者を惹きつける美しさ。
- 暗黒帯が銀河全体の印象を引き締め、均整の取れた姿を作り出しています。
- ほぼ真横から見た形状なので、ディスク構造や暗黒帯のディテールが分かりやすいの
- も魅力です。
「図鑑でこの銀河を見て惚れ惚れした」という声も多く、天文ファンにとっては憧れの的。
ハッブル宇宙望遠鏡の画像では、約2,000個もの球状星団や、中心に1億太陽質量の
ブラックホールが存在することも分かっています。
NGC253(スカルプチャー銀河)の魅力

NGC253 ちょうこくしつ座 SeestarS50による撮影 2分露出 2024年9月14日撮影
NGC253は「スカルプチャー銀河」とも呼ばれ、南天のちょうこくしつ座に位置します。
地球から約1,140万光年と比較的近く、肉眼や小型望遠鏡でもその姿を捉えやすい明るい
銀河です。
- 爆発的な星形成(スターバースト)が進行中で、銀河内に新しい星が大量に誕生しています。
- 若い星団や複雑な暗黒帯、ガス雲が入り混じるダイナミックな構造が特徴。
- 銀河中心には太陽の約500万倍の質量を持つ超大質量ブラックホールが潜んでいます。
星間分子の観測からも、NGC253は分子ガスが豊富で、星形成が非常に活発であることが
分かっています。
Seestar S50での撮影体験
Seestar S50は、初心者からベテランまで幅広く人気のスマート望遠鏡です。
スマホやタブレットから簡単に操作でき、オートアライメントや自動追尾、撮影・画像処理
まで一台で完結します。
撮影のポイント
- M104は8等級と明るく、Seestar S50でも比較的短時間の露出でその特徴的な暗黒帯や
- バルジを捉えやすいです。
- NGC253は南天低空に位置するため、撮影時はできるだけ南の空が開けた場所を選びましょう。
- 明るい銀河なので、こちらも十分なディテールが期待できます。
実際の撮影手順
- Seestar S50を設置し、スマホアプリでアライメントを実施。
- 「M104」や「NGC253」を検索し、自動導入・追尾を開始。
- ライブスタッキング機能を使えば、数分の露出でも暗黒帯や星団、ガス雲などが
- 浮かび上がります。
- 撮影後はアプリ上で簡単に画像処理ができ、SNSへのシェアもスムーズ。
まとめ
M104とNGC253は、それぞれ異なる魅力を持つ系外銀河です。
M104は均整の取れた美しい姿と神秘的な暗黒帯、NGC253はダイナミックな星形成
と複雑な構造が見どころ。
Seestar S50を使えば、これらの銀河を手軽に、そして高精細に自宅や遠征先で撮影
できます。
ぜひ、夜空の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
「宇宙船で近くに飛んで行っていろんな角度から見てみたい衝動に駆られる魅力的な
銀河です。」
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