2025年9月7日の太陽を紹介! -ソ-ラークエストに9cmアポクロマートを載せて撮った白色光、Hα領域-

astoronomy

太陽活動が活発です。


太陽面の黒点の数が多く、興味深い観測対象です。


静岡県のJhosua氏が、太陽の様子を新投入した

ソーラークエストに載せた太陽観測専用望遠鏡で

撮影した太陽画像を紹介します。

今回は、ソーラークエストに9cmのアポクロマート

望遠鏡を載せて撮影を試みたようです。

より鮮明な太陽表面の劇的な変化をお楽しみください。


タイトル画像 撮影者 静岡県 Jhosua 氏 

にほんブログ村 科学ブログ 天文学・天体観測・宇宙科学へ
にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

ソーラークエストの9cmアポクロマートを搭載

今回は迅速に太陽撮影ができるソーラークエストに

9センチのアポクロマート望遠鏡を載せて撮影を

試みたようです。

本人の手記と撮影画像を紹介します。

ここからはご本人の手記になります。

この日は午後はぼちぼち晴れてくれたんだけど、

撮れるのは午前中だったからソーラークエスト

体制のみ。

今回はソーラークエストで試したい事があった。

白色光の撮影は大きな赤道儀で12cmで全体像、

15cmでクローズアップとかを撮ってたんだけど、

ソーラークエストに12cmは載らない。

手持ちに何か無いかな、と思ったら、すっかり退役

して暫くぶりのBORG89EDがあった。

約9cmのEDアポクロマート。これを使えばソーラー

クエスト体制でラントの6cmでHaの撮影、89EDで

白色光の撮影ができる、と。

試しに組んでみたら重さは約3.1kg。

重量制限を楽々クリア。

撮影してみたら、こりゃすごい。

12cmアクロマートより明らかに画質が良い。

コントラストはっきり。

ピクセル等倍にすると粒状斑も見えてる。

12cmだとなんとなく模様が見えてる程度。

Ha撮影だと狭単波長だからアクロマートでも良いん

だけど、白色光だと広い波長だから、やっぱりアク

ロマートじゃだめっぽい。

色収差でぼやけてコントラストが落ちる。

EDアポクロマートを試してはっきりした。

4207あたりのピクセル等倍画像を見てくれると

判るとおり、粒状斑がそこそこ写ってる。

15cmには適わないけど、ソーラークエスト体

制の中では結構いけてるんじゃない?

太陽観測の新機材(太陽撮影専用架台)を紹介!

-効率よく太陽を見るソーラークエスト- -1-

9月7日の太陽像

 89mmEDアポクロマートでの白色光撮影

 左から14213.14211,14210,14210,

 14207,14212黒点群が見える

  89mmEDアポクロマートでの白色光拡大撮影

  14207黒点群の詳細と粒状斑がよく見える

 ラントの6センチによるHα領域の撮影画像

まとめ

今回は、静岡県のJhosua氏が、9月7日の太陽の様子

を太陽観測専用望遠鏡で撮影、その画像を紹介しました。

日中の猛暑の中、新しい架台ソーラークエストを用いて

効率よく太陽撮影しているようです。

今回は89mmのアポクロマートをソーラークエスト

に載せて撮影を試みました。

やはり、詳細な太陽面を記録するには、収差の少ない

口径の大きいレンズが良いようです。

当ブログに画像提供して頂いた静岡県のJhosua氏に

誌面にて感謝します

スポンサーサイト

ドメイン取得とホームページ作成には 

取り扱い400種類以上のドメイン取得サービス─ムームードメイン─

ブログ作成には

ロリポップのお得なキャンペーンをチェック

私の今までの仕事や趣味の天文活動で得た専門知識や経験を用いて科学や天文学について、楽しくお話して行きます。アマチュア天文家 

SHOをフォローする
astoronomy
スポンサーリンク
SHOをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました