朝、目を覚ましたら、すぐに、身の周りには、科学的な事象がたくさんあります。
科学に興味を持ったり、科学の知識を上手に活用することで、日々の日常の生活を充実さ
せ、心を豊かにします。
そんな、考え方のコツをお話していきます。
科学についての考え方に影響を与えてくれた本の紹介
寺田寅彦の茶碗の湯という随筆があります。
この書き出しから始まって茶碗の湯気や渦から、大きな自然現象や科学現象へと話が
展開します。
科学的視点から一杯の茶碗の湯を通して、たくさんの科学的事象が導びかれて広がって
いきます。
「茶碗の湯」 寺田寅彦著 青空文庫
カールセーガン著の「COSMOS」は、天文学の著書に関わらず、歴史、医学、生物学、
化学、物理学等様々な分野に系統的に広がって話が展開されていきます。
この本を読んだ当時、学校の専門分化された学習の視点とずいぶん違うなと思いました。
私の現在の科学の考え方や導き方には、今でもこの著書の影響があります。
これらの本を読んだとき、日々の日常の生活の中には、科学が、満ち溢れている事に
気が付きました。
5つの視点で科学を考える
日常の中に科学を考えるヒントを次の5つに分けて紹介したいと思います。
01 星空には、魅力的な科学事象に満ち溢れている
朝、早起きして星空を見上げよう。星空には科学的事象が
満ち溢れている
02 インターネットを活用する
インターネットを利用して世界中から情報を集めよう
03 毎朝、健康チェック、運動を行う
自己の健康管理をする習慣を身に着けよう
04 ノマド的な活動を行う
場所や時間に捕らわれないでいつでも仕事や学習ができる
手段やスキルを身につけよう
05 自分のスキルを向上する
自己学習により、物事を深く考えたり探求する知識やスキルを
身につけよう
朝、起床した時に、星空を見上げる。
朝、まだ日が昇らない前に起床して、空を見上げると、晴れていれば、普段、
気がつかない星空が広がっているのが見えます。
この時間なら、人や車の通行もほとんどなく、空気も澄んでいるので、都会でも、
こんなに星が見えるのかと気がつくかもしれません。明るい流星が流れるかも。
興味が沸いたら、明るい星座を覚えると、季節によって、星座の見え方が変わる
のがわかります。
星の配列を覚えるのもいいです。
朝の新鮮な空気を吸いながら、星の神秘的な輝きが心を豊かにしてくれます。
さらに都会から少し、足をのばして郊外に行けばもっとたくさんの星が見えて
きて、流星もたくさん飛ぶかもしれません。
一層興味が沸くことでしょう。
毎日、毎日星を見る習慣ができるともしかしたら、新しい星と出会えるかも
しれません。
ほうき星は、太陽に接近する程明るくなります。
銚子地方気象台の林弘予報官は、毎朝、早朝の空模様の様子を見る習慣をつけていた
ため、1961年7月にウイルソン・ハーバード彗星を肉眼で発見したとの事です。
昨年は、ネオワイズ彗星が、1から2等級の明るさになり天文ファンの間で大変な話題
になりました。
明るい大きなほうき星は、いつ現れるかまったく予測がつきません。
明日、早起きして空を見上げたら、明け方の空に突然、大きな明るいほうき星が見える
かもしれないと思うとわくわくしますね。
ネオワイズ彗星(C/2020F3) 2020年7月16日
静岡県T氏撮影
朝、星を見ると澄んだ空気と星の神秘的な輝きで、心が落ち着き、豊かな
気持ちになります。
まとめ
日常には、科学が満ち溢れています。朝、目を覚ましたら、すぐに、
身の周りには、科学的な事象がたくさんあります。
科学を意識することで、日常の生活を充実させ、心を豊かにします。
日常の中に科学を考えるヒントを次の5つに分けて紹介していきたい。
今回は、朝、起床した時、星空を見上げて見ようをテーマにお話し
しました。
夜ひっそり輝く星空の中には、科学的事象が満ち溢れています。
これからも星空の魅力をこのブログから発信して行きます。
参考文献
彗星ガイドブック 関勉 誠文堂新光社
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