ショーマス彗星(24P)は、約8年ごとに地球近くまで戻って
くる「常連さん」のひとつになる周期彗星です。
2026年1月はその見ごろのタイミングを迎えています。
浜松スペースハンタークラブの会員がこの彗星を写真撮影
しましたので紹介します。
タイトル画像 ショーマス彗星(24P)
撮影者 小和田稔氏 撮影日 2026年1月14日
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100年越しの「老舗」彗星
ショーマス彗星(24P/Schaumasse)は、1911年にフランスの
天文学者アレクサンドル・ショーマスが発見した周期彗星です。
公転周期は約8.26年で、太陽と地球付近を行ったり来たりする
「木星族彗星」に分類されます。
核の大きさは直径約2.6kmと推定され、巨大彗星というより
「中堅クラス」ですが、そのぶん軌道要素がよくわかっていて、
回帰ごとに安心して待ち構えられるターゲットになっています
2026年回帰の見どころ
今回の回帰では、2026年1月8日ごろに近日点を通過し、およそ
9〜10等級前後まで明るくなったと見積もられています。
地球への最接近は1月4日ごろで、この時期に光度のピークが
重なり、望遠鏡での観察・撮影には絶好のチャンスとなりま
した。
10等級前後という明るさは肉眼では厳しいものの、小〜中型
望遠鏡やスマート望遠鏡、長時間露光のカメラ撮影にはちょう
ど扱いやすい明るさで、多くのアマチュアが作品づくりに挑戦
しています。
エメラルドグリーンのコマが美しい
今回のショーマス彗星は、撮影画像を見るとエメラルドグリーン〜
青緑色のコマがとても印象的で、星空の中にそっと浮かぶ「宝石」
のような姿を見せています。
彗星らしい長い尾は派手ではないものの、コマ周辺の淡いモヤの
広がりがよく写り、処理次第でガスのグラデーションや形の変化
を楽しめる対象です。
露出数分〜数十分のスタックで、暗い空なら十分に彗星らしい姿を
捉えられることができると思います。
機材を問わず「撮ってみたくなる彗星」のひとつになります。
観察・撮影の楽しみ方
2026年1月〜2月にかけて、24Pはおよそ10〜11等級からゆっくりと
暗くなりながらも、望遠鏡ならまだしばらく追いかけられると予想さ
れています。
小型の屈折望遠鏡+デジタル一眼、あるいはスマート望遠鏡(Seestar
など)でも、2〜3分程度の露光を重ねることで、緑色のコマと淡い尾を
はっきり写し出すことができます。
撮影派にとってありがたいのは、「明るすぎて飽和する」ほどではなく、
「暗すぎて辛い」ほどでもない絶妙な光度で、露出時間や画像処理の
練習台として最適です。
しかも周期彗星なので、今回の経験をもとに「次回の回帰ではもっとこう
撮ろう」と長期的なテーマにできる点も、長く付き合えるターゲットとし
て魅力的な彗星です。
ショーマス彗星の撮影画像を紹介

ショーマス彗星(24P) SeestarS30で撮影
2026年1月13日 未明 露出時間2分

ショーマス彗星(24P) SeestarS50で撮影
2026年1月13日 未明 露出時間2分

ショーマス彗星(24P)
2026年1月14日 02h34m
撮影者 静岡県 小和田稔氏
撮影機材及び撮影条件
BRC250+EOSKissX7iで、ISO6400、28秒露出の
数コマ合成です。
まとめ
ショーマス彗星(24P)が、2026年1月に近日点を通過
して夜半から未明の夜空に明るく見えています。
この彗星を浜松スペースハンタークラブの会員が写真撮影
しましたので紹介しました。
エメラルドグリーンに輝く美しい彗星の姿をお楽しみくだ
さい。

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