カメラセンサーの性能アップに伴い、広範囲
に広がる微細な超新星残骸等の分子雲が撮影
対象のトレンドになっているようです。
静岡県のJhosua氏が、今回、VESPERA IIを
使ってスパゲッティ星雲(Sh2-240)を撮影
しました。
20数時間に及び露出時間で撮影された星雲の
美しい姿をご覧下さい。
タイトル画像
スパゲッティ星雲(Sh2-240)
VesperaⅡ 22時間スタック撮影
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スパゲッティ星雲(Sh2-240)
今回の撮影対象になるスパゲッティ星雲(Sh2-240)。
この星雲は、おうし座とぎょしゃ座の境目にある巨大な超新星残骸で、
フィラメント状の繊細な構造がスパゲッティのように広がる姿が特徴
です。
約10万年前の超新星爆発の名残で、直径約3度(満月の6倍以上)と
非常に広く、淡い輝きが宇宙のダイナミズムを物語ります。
巨大で繊細なフィラメント構造
h2-240はSimeis 147としても知られ、衝撃波で周囲の星間物質が押し
出された結果、赤いHα(水素)と青緑のOIII(二重電離酸素)のフィラ
メントが絡み合う様子が魅力です。
視直径180分角と広大ですが、表面輝度が極めて低いため通称「無理ナント」
と呼ばれる難敵となります。
VESPERA IIの狭帯域フィルター対応で、マルチナイト露出7時間以上かける
ことでようやく炙り出せるといいます。
赤の再現性が良く、フィラメントの複雑な曲がり具合が際立ちます。
分子雲撮影の魅力:技術と忍耐の結晶
この星雲の最大の魅力は、淡さゆえの挑戦性にあります。
自宅光害下でも、VESPERA IIの自動ガイドとナローバンド処理で美しい
絡まり合いを表現可能になります。
総露出12時間超の事例も多く、星のハロ抑制やノイズ低減が処理の醍醐味です。
冬の澄んだ夜空と晴天率でVESPERA IIの赤み強調が功を奏し、宇宙の「残骸(レムナント)
」としての荘厳さを導き出すことができます。
VesperaⅡによる撮影画像の紹介
ここより静岡県のJhosua氏が撮影したこの星雲の姿を紹介します。

VesperaⅡによる29時間露出の撮影馬像
撮影者によると12月9日よりこつこつ撮りためた画像
7時間と今年の+22時間撮影を行い29時間露出と
のことです。

VesperaⅡによる22時間露出の撮影馬像
こちらが、今年になって撮影した22時間分のみで
画像処理を行った画像
星像や星雲の姿がよりシャープになっているのが
わかる。
撮影者のコメント
前シーズンの7時間+今シーズンの22時間の計29時間版はイマイチ
の出来だったから、試しに今シーズンだけの22時間版で処理してみ
たら、前シーズンの7時間版を超える出来になった。
ヘンに欲をかいて重ねなかったほうが良かったみたい。
恐らく、VESPERAIIのファームウェアのバージョン違いかと思
われる。
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まとめ
カメラセンサーの性能アップに伴い、広範囲
に広がる微細な超新星残骸等の分子雲が撮影
対象のトレンドになっているようです。
静岡県のJhosua氏が、今回、VESPERA IIを
使ってスパゲッティ星雲(Sh2-240)を撮影
しました。
20数時間に及び根気強い撮影により、市街地に
関わらず、広視野に広がる分子雲の広がり
を見事に捉えております。
撮影画像を当ブログに提供頂いた静岡県の
Jhosua氏に誌面にて感謝します。
Jhosua氏は、只今、イルカ星雲の撮影に
取り組んでいる模様です。
そちらの撮影作品も楽しみですね。

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