浜松スペースハンタークラブの西村栄男氏の
発見した西村彗星(C/2023P!)が、うみへび座
δ流星群の母体ではないかという説の検証の
ために同会員の古知辰郎氏が、atomcom2で
自動撮影したデータの自動処理とプロットの
作成を3年掛かりで行っております。
自動作成の進展報告がこの度、同好会例会にて
報告がありましたので、その内容を報告致しま
す。
タイトル画像
atomcom2によるうみへび座δ流星群の流星
撮影者 古知辰郎氏
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これまでの経緯
ここからは古知氏による会報報告をそのまま
記載します。
atomcam2によるお手軽な流星撮影環境を手に入れた時期
と西村彗星(C/2023P1)がうみへび座σ流星群の母天体
である可能性が指摘された時期が重なり、にわかに流星の
画像観測や群判定に興味を持ちました。
以来、足掛け3年、atomcam2で撮影したデータの自動
処理とプロット観測のデータ活用について検討を重ねて
います。
昨年夏の当会誌で、pythonスクリプトによるプログラ
ミングを勉強しながら生成AIの力を目一杯借りてatom
cam2で固定撮影した動画から、流星の座標取得すると
ころまでを投稿しました。
2025年末のうみへび座σ群やふたご群の出現に向けて、
取得した流星座標のプロットと群流星の判定や放射点の
推定などのデータ活用について深掘りすることにしまし
た。

何がしたいのか
atomcam2での撮影から流星画像の静止画取得の方法は、
- カメラを子午線と天の赤道の交点に向けた定点動画撮影
- カメラからPCへ動画ファイルを無線LANで転送
- 長谷川均氏のmeteor–detectを用いて動画から流星検出
するところまでは確立しています。
この段階で、PC上には右の様に流星が検出された画像が
JPGファイル(ファイル名は撮影日時分秒.jpgとなる)
が保存されます。
その後の処理の流れとしては
■地上物や街の灯りで直線上に光りやすい電線や周辺の
家のアンテナなどが入る部分をマスク処理(ぼかしを
入れて誤検出を防止)
■流星の可能性のある輝度の高い直線上の連続したピク
セルを検出して両端の画像上の座標を取得
■撮影時刻の情報を元に画像の中央の赤道座標、検出した
座標(ra1,dec1)(ra2,dec2)を算出
■画像ファイル名、日時、中央座標、流星の両端の座標を
csvファイルに出力する
といった方法を取っています
(コード自体はほぼ全て生成AIが作成)
自動取得した線分の正確性を検証できるように、元画像と
マスク処理後に検出した流星両端を結ぶ線分を重ねた画像
を残す様な処理も加えました。
撮影できた流星を自動で数値データに落とし込むところまで
出来たのですが、「じゃ、この情報を積み上げて何ができる
の?」といったところです。
当会の西村さんが発見した彗星の一部が流星に姿を変えて
降っているかも知れないのなら、ぜひともうみへび座σ群
の群流星と散在流星を区別するロジックに辿りつきたいと
思った訳です。
次回へ続く

引用文献
浜松スペースハンタークラブ会誌 ほし 第199号
関連記事リンク
Python(パイソン)スクリプトによる流星プロットの自動化の試み -1-
観測した流星を自動で星図に
Python(パイソン)スクリプトによる流星プロットの自動化の試み -2-
観測した流星を自動で星図に
まとめ
浜松スペースハンタークラブの西村栄男氏の
発見した西村彗星(C/2023P!)が、うみへび座
δ流星群の母体ではないかという説の検証の
ために同会員の古知辰郎氏が、atomcom2で
自動撮影したデータの自動処理とプロットの
作成を3年掛かりで行っております。
自動作成の進展報告がこの度、同好会例会にて
報告がありましたので、その内容を報告致しま
した
次回は生成AIと対話しながらスクリプト構築して
いく経過について更に紹介していきます。
当ブログ掲載の許可を頂いた古知氏に誌面にて
感謝します。

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