CEATEC 2026レポート! 幕張メッセで見た「未来」は、もう現場に届き始めていた

life

幕張メッセで開催中の CEATEC 2026

(10月13日〜16日)に行ってきまし

た。

今年の会場は、単なる「新しいガジェッ

トの展示会」というより、AI・ロボット

・医療・防災が実際の社会課題につなが

ろうとしている現場、という印象でした。

会期は4日間、ホール4〜8で821社・

団体が出展しています。

今回は展示ブースの幾つかをピックアップ

して紹介します。

ぶろぐ村ランキング参加中!応援クリックお願いします

にほんブログ村 科学ブログ 科学ライフへ
にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

ソニーブース:共創から生まれる技術

ソニーブースのテーマは 「Where Ideas Grow

Through Co-Creation(共創を通じてアイデア

が育つ場所)」。ソニー単体の製品紹介というよ

り、Sony Innovation Fundによる投資・イン

キュベーション、そしてソニーから独立した企業

やパートナー企業の挑戦を紹介する構成でした。

注目は、投資先・共創先として並ぶスタートアッ

プ群です。

自動運転、AI半導体、医療、エンターテインメント

など、ジャンルは幅広いものの、「ソニーの技術や

資産を土台に、新しい事業を育てる」という流れが

よく伝わってきました。

ブースでは NURO Biz の取り組みも目を引きました。

個人向けイメージの強いNUROですが、企業向けには

回線だけでなく、働き方や業務環境を支えるネットワ

ーク・DXサービスとして展開されています。

展示会で改めて感じたのは、通信インフラが「速さ」

はもちろん「AIや遠隔作業を支える社会基盤」へと

役割を広げている、ということです。

 10Gという驚異的な通信インフラと

 その割に低価格な設定になっていま

 した。

クオリィ:細い糸を縫う、医療ロボットの可能性

ソニーグループの展示のひとつにクオリィ

株式会社のマイクロサージャリー支援ロボ

ットがありました。

マイクロサージャリーとは、顕微鏡下で血

管や神経といった極めて細い組織を扱う外

科手術のことです。

人間の手技に大きく依存する分野だけに、

ロボットによる精密支援には大きな可能性

があります。

クオリィは、ソニーグループの医療ロボット

研究で培われた技術の一部を継承し、微細な

縫合操作を支援するロボットの開発・社会実

装を進めています。

「細い糸を扱う」という一言で表現すると

分かりやすいのですが、実際にはミリ単位

以下の世界での安定性、操作性、医師との

協調が問われる領域です。

医療現場の課題解決とQOL向上を掲げる同社

の展示は、華やかさよりも「この技術が実用

化されたら、治療の選択肢が広がる」という

静かな説得力がありました。

 画像右下に目でやっと見える位の

 細い縫合糸が展示されていました。

 画像に見える二つのペン状の装置を

 両手で持って操作をするとの事

2足歩行ロボット:アジア系企業のデモに熱気

会場では、アジア系企業による2足歩行ロボット

のデモも話題でした。

近年のヒューマノイド展示は、単に歩くだけで

なく、棚への物品配置、把持、現場に合わせた

学習など、「フィジカルAI」としての実用性を

見せる方向へ進んでいます。

CEATEC2026 二足歩行ロボットが階段を、

しっかり昇降! 20261014

CEATEC2026 二足歩行ロボットが階段を、しっかり昇降! 20261014

たとえば三菱電機も、人型ロボットが多様な形状・

サイズの物品を棚へ配置するデモを実施。ロボッ

トが現場特有の事象への対応ノウハウを学習する

仕組みも紹介されていました。

2足歩行そのものはまだ「完成形」ではありません。

しかし、工場・物流・店舗などで人間と同じ環境を

扱えるロボットという発想は、今後ますます現実味

を帯びてきそうです。

デモの周りに人が集まりやすいのも、やはり「未来

が動いている」瞬間を見られるからでしょう。

富士通:ゴジラ襲来で考える防災

富士通ブースで一番インパクトがあったのは、

やはり ゴジラ でした。

「東京湾から上陸したゴジラが約60分後に

川崎駅周辺へ到達する」という架空の災害

シナリオのもと、参加者は避難誘導の施策

を選択します。

デジタルサイネージの活用、道路の歩行者

専用開放など、5つの選択肢から選び、周

辺約25万人が60分以内に避難できるかを

シミュレーションする仕組みです。

背景にあるのは、実世界のデータをもとに人

や物の状態、経済・社会活動をデジタル上で

再現する ソーシャルデジタルツイン 技術です。

人の行動を予測する「行動選択モデル」など

を使い、災害対策を事前に検証できるように

しています。

ゴジラという題材は遊び心満点ですが、中身は

極めて真面目な防災技術です。

「楽しさ」で来場者を引き込み、「災害時の

意思決定」を体感させる構成は、展示会なら

ではの成功例だと感じました。

もしもゴジラが川崎に襲来したら?

CEATEC 2026の富士通ブース20261014

もしもゴジラが川崎に襲来したら? CEATEC 2026の富士通ブース20261014

AI活用:見た目以上に「現場寄り」だった

昨年は生成AI単体のデモが主体でしたが、

今年のCEATECは、AIがロボット・センサ

ー・防災・医療と組み合わさる姿が目立ち

ました。

音声指示で色や数を認識するアーム型ロボット

災害現場でサイレンやヘリの音など、必要な音

だけを聞き分けるAI技術

人型ロボットによる棚配置やねじ締めなどの作業

支援

手術の文脈を理解する外科手術支援AI

宇宙開発や海洋調査の分野

「AIが何かを答える」から、「AIが現場で判断し、

手を動かし、社会の安全を支える」へ。この変化が、

CEATEC 2026の全体像だったように思います。

まとめ

今回特に感じたのは、技術が 「すごい」から「役に

立つ」へ移りつつある ということです。

医療では、細い糸の縫合を支援するロボット

防災では、ゴジラ襲来という分かりやすいシナリオで

避難計画を検証

産業では、人型ロボットやフィジカルAIが現場作業を

支える

通信では、AI時代の業務基盤としてNURO Bizのよう

な企業向けサービスが位置づけられる

CEATECで見た技術も、本質は同じかもしれません。

難しい技術を、人が使える形に落とし込むこと。

そこにこそ、次の10年の面白さがありそうです。

CEATEC 2026は10月16日まで、幕張メッセで

開催中です。

次回も引き続き訪問したいくつかの展示ブースを

紹介します。

スポンサーサイト

ドメイン取得とホームページ作成には 

取り扱い400種類以上のドメイン取得サービス─ムームードメイン─

ブログ作成には

ロリポップのお得なキャンペーンをチェック

私の今までの仕事や趣味の天文活動で得た専門知識や経験を用いて科学や天文学について、楽しくお話して行きます。アマチュア天文家 

SHOをフォローする
life
スポンサーリンク
SHOをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました