新年最初の天文現象!今年のしぶんぎ流星群極大日の観測は好条件です

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新年明けましておめでとうございます。新しい年が始まりました。

好天に恵まれ新年初日の出を見られた方もおられるでしょう。

今年も気持ちを新たに天文や医療を中心にした科学情報を

伝えて行こうと思います。

正月明け早々の1月4日はしぶんぎ座流星群の極大日になります。

1月3日が新月なので月明りの影響もなく冬の透明度の良い時期

なので絶好の観測条件です

しぶんぎ座流星群について

四分儀は、昔の天体観測に使用された道具の事です。

今はこの星座は用いられていません。

正確にはりゅう座ι流星群になりますが、慣例的に

しぶんぎ流星群が用いられています。

流星の教科書には流星群の最初に必ず登場し新年早々

に極大日がありますので印象に残りやすい流星群です。

また、ペルセウス流星群、ふたご座流星群に並んで

三代流星群のひとつになります

北の空にあるので、一晩中見えるのですが、夜明け前

に輻射点の位置が最も高くなります。

今回の出現ピークが明け方近くになるのではないかと

予想されていますので、明け方の輻射点の高くなる時刻

に観測するには好条件になります。

しぶんぎ流星群の出現数について

しぶんぎ流星群はピークの幅がせまくペルセ群やふたご群に

比べると明るい流星が少ないといわれます。

しかし、時に突発的な大出現が過去にあったようです。

2022年は、月明かりの影響がなく、冬の空の透明度も良好

で、ピークの予想される明け方には、輻射点高度が最も高く

なります

極大日には。1時間に120個程度の流星が出現すると予想

されております。

参考及び引用文献 月刊天文ガイド 2020年2月号

1月の星空 月刊天文ガイド 関連記事

2022年1月4日 しぶんぎ流星群の極大 アストロアーツ

しぶんぎ流星群が極大 国立天文台ニュース

まとめ

新年を迎えました。今年もよろしくお願いします。

新年最初の天文現象になるしぶんぎ流星群につ

いてお話しました。

今年のしぶんぎ流星群の観測のポイントを参考に

新年早々の流星が美しく飛来する様子を観望して

ください。

夜明けの夜空は大変気温が低いので防寒対策を

十分に整えてください。

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