浜松市天文台の紹介! 公共天文台の魅力と活用について -1-

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今回は、地元にある公共天文台である浜松市天文台について

紹介します。

浜松市天文台は、地元のアマチュア天文家の活動から設立する事

になりました。

そして現在も天文台の運営にアマチュア天文家が協力しながら運営を

続けております。

今回は、浜松市天文台の設立の経緯と現在の天文台の設備と

活動について紹介します。

浜松市天文台

浜松市天文台は静岡県浜松市の南区福島町にあります。

この施設から南にもう少し進みますと遠州灘が大きく広がっております。

周辺に大きな建築物が少なく、空の視界は良好です。

但、天文台に近くなると東に大きな風車の建造物が何基も並んでいたのが印象的でした。

天文台は浜松市五島協同センターという建物に付設していてその3階に事務室や展示

ホール、図書室、休憩室があり屋上に観測ドームが設置されております。

この天文台は昭和57年(1982年)4月に運営が始まりました。

   浜松市天文台の屋上から東南方向の地上風景

浜松市天文台以前の天文施設 浜松市児童会館 

それ以前の浜松の天文施設といえば浜松市児童会館が唯一でした。

この施設の最上階には直径10mのドームと蒲郡市の興和光機製のプラネタリウムによる

プラネタリウム施設がありました。

この施設には、プラネタリウムの他に県内一の大きさの鉄道模型や科学展示室、音楽室、

器楽室、学習室、視聴覚室、ホールや模型のレーシングカーを走らせる設備もあり、当時

の子供たちには大人気で日曜日休みや春夏休みには大賑わいでした。

また、児童会館少年音楽隊の発足と活動拠点でした。

このプラネタリウム小人20円と書かれた観覧券と当時のプラネタリウムのパンフレット

は今も所持しております。

この児童会館は静岡市にある県立の児童会館があるのですが、浜松市が静岡に負けて

なるものかと気概を持ってこの児童会館を設置。特に鉄道模型やプラネタリウムには

お金をかけたと当時の広報誌に書かれている。

     浜松市立児童会館  1962年に設立し1986年に閉館しました。

浜松市天文台建設の経緯 

浜松市天文台 <hao@city.hamamatsu.shizuoka.jp>

この天文台建設のきっかけは、1977年に浜松市中心部にある「浜松城公園」が天皇在位

50周年記念事業の公園整備計画のひとつに選ばれました。

一般より改造計画のアイデアを公募された際に地元の天文同好会により公園に天文台施設

の建設を要望しました。

浜松市民公園に星空の散歩道を(市民天文台及びプラネタリウム建設要望書)

この改造計画の要望は通りませんでしたが、この要望により天文台建設の気運は高まり

その後も二つの地元の天文同好会が天文台建設のための署名運動の積極的活動を行った

結果、市議会により新しく建設される五島公民館(現五島共同センター)に付設する案

で承認されました。

この二つの天文同好会の会員の方々により新たに浜松天文協会が組織されました。

(浜松天文協会は後に天文台事業協力者の会や浜松星を見る会に移行している。)

地域公民館と同じ建物に天文台が建設されて一般に利用されるスタイルは全国的にも

めずらしいものでした。

天文台の活動

運営の仕方も市の職員数名以外に学芸員はおらず観望会や

天文講座のイベントを天文台事業協力者会がボランテイアで行っています。

その活動は天文台の一般公開の他移動天文教室(地区の学校や子供会対象に夜間望遠鏡

を車に積み各地へ出張して観望会を実施する。)親子天文教室、望遠鏡操作講習会、

天文講座、天文後援会等たくさんの活動を行ってきました。

下記に地元紹介ウエブ誌「はまラボ」に浜松市天文台についての紹介記事がありましたので

下記にリンクします。

浜松と隕石と彗星。天文が地域に刻む軌跡 ハマラボ(ハママツ研究所) 

まとめ

今回は公共天文台のひとつである浜松市天文台の紹介をしました。

浜松市の天文施設の変遷と天文台建設の経緯について紹介しました。

市民の要望で建設が実現してその運営は市民のボランテイア活動によって運営

されています。

次回は浜松市天文台の観測設備と最近行われているイベントについて引き続き

お話します。

参考及び引用文献

  星空案内 2021年5月 2021年6月 浜松市天文台/浜松科学館

  遠州天文発掘紀行 浜松市地元天文同好会より出版 

  浜松市中央図書館/浜松文化遺産デジタルアーカイブス 文献参照及び画像引用

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私のこれまでの仕事や趣味の天文活動で得た専門知識や経験を用いて科学や天文学について、楽しくお話して行こうと思います。よろしくお願いします。

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