遠州天体写真愛好会の写真展作品を紹介 -9- 絵画のような幻想的な星空と風景

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毎年、定期的に開催されます遠州天体写真愛好会の写真展は、地元の

アマチュア天文家の秀作が勢ぞろいしており好評です。

その展示作品をこのブログ上で紹介します。

今回も、引き続き遠州天体写真愛好会代表の田代さんによる地元の風景と

星空をコラボレーションした絵画のように美しい天体写真を紹介します。

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神島遠景

田代 貞

神島は伊勢湾に浮かぶ島で伊良湖と鳥羽の間に位置します。

三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった島で、吉永小百合や山口百恵などが
ヒロインとして多数映画化されているのでご存知の方も多いと思います。

島の中央付近に一つ目小僧のように光るのが神島灯台で恋人達の聖地(全国30か所)
のひとつでもあります。  

<作者より>
神島と伊良湖の間は伊良湖水道といって暗礁が多く日本でも有数の難所です。

航行できる幅は1.2kmと非常に狭く往来する船舶の数も多くてひっきりなしに神島の
前を通過していきます。

40分の露出にも多くの船の光跡が写りましたが画像処理で消しています。

<撮影データ>

撮影日時     2020年10月25日 18時05分~45分  
露出       6秒×348枚比較明合成      
絞り       5.0  ISO 1000    
カメラ      CANON EOS6D    (HKIR改造)  
光学系      タムロンSP 70-200mm F2.8 Di VC USD 89mmで使用
撮影システム   三脚固定
画像処理     フォトショップCC他
印画システム   CANON ip7830 画彩PROペーパー 
撮影地      渥美半島伊良湖岬

夕暮れのトライアングル

田代 貞 

夕空に月齢1.7の細い月と水星、金星が集まりにぎやかな空になりました。

水星は最も太陽に近い惑星で明け方や夕方の条件の良いわずかな時間にしか見られません。

このように近くに明るい天体があるとそれを目安に簡単に見つけることができます。

月の右側の雲間の明るい星が金星。その左上の星が水星です。

  <作者より>

西空の開けたロケーションの良い場所をGoogleEarthで見つけ出かけました。


浜名湖の岸から定置網が伸びていて前景のアクセントになりました。

当日は日没前に現地に到着。シャッターチャンスを待つ間、次第に移ろう夕空の光
の変化に魅了されました。

<撮影データ>

撮影日時      2020年 5月24日 19時52分  
露出        1.3秒    
絞り        4.0     ISO 400   
カメラ       CANON EOS6D (HKIR改造)
光学系       ニッコール85mm F1.4
フィルター     なし
撮影システム    三脚
画像処理      フォトショップCCほか
印画システム    キヤノン ip8730  画彩PROペーパ-
撮影地       浜松市西区庄内町

まとめ

今回も、遠天主催の写真展の作品の中から遠天代表の田代さんの

作品を紹介しました。

地上の風景と星空のコラボレーションが、素晴らしいですね。

次回は遠天会員の秀作を紹介したいと思います。

当ブログでの掲載及び紹介を快く了承して頂きました田代さんに

この場で御礼申し上げます。

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私のこれまでの仕事や趣味の天文活動で得た専門知識や経験を用いて科学や天文学について、楽しくお話して行こうと思います。よろしくお願いします。

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