アマチュア太陽観測家の太陽撮影のための新工夫紹介とスマート望遠鏡による7月29日、31日の太陽像を紹介!

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当ブログでいつも素晴らしい太陽撮影画像を

提供してくれる静岡県のJhosua氏が、太陽

撮影の新しい機材について手記を送って

くださいました。

太陽撮影専用架台ソーラークエストに新導入

についてでしたが、今回は太陽観測における

新工夫について紹介します。

また、7月29日、7月31日のスマート望遠鏡

による太陽撮影画像も紹介します。

太陽撮影専用望遠鏡について語る天文ファン

は少ないので、興味のある方はぜひ、読んで

みてください。

タイトル画像

2025年7月29日 太陽像 DWARF3撮影

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太陽観測のための新工夫を紹介

ここからJhosua氏の手記になります。

次に、太陽観測のために工夫したポイントを紹介

します。

前にフラット撮影用に小細工したモノがありました。

太陽の撮影に挑むアマチュア天文家にその魅力を聞いて見た!-7ー

太陽の撮影に挑むアマチュア天文家にその魅力を聞いて見た!-7ー
自宅のベランダを観測所にして太陽表面に見える黒点や粒状班、プロミネンスを美しい画像や動画にしている静岡県のアマチュア天文家Jhosua氏から引き続き、新しい手記が届きました。その後も、太陽観...

この樹脂プレートを今でも使っているのですが、今回のソーラー

クエストによる太陽撮影はお手軽最速が命題。

そこで、樹脂プレートよりも速くフラット撮影ができるロール式

ポリ袋を使う事にしました。

しかし、鏡筒の先に袋を被せて輪ゴムで留めて…というのはいた

だけません。何か枠に袋を固定してできないだろうか…。

そこで思いついたのが刺繍枠。刺繍を入れる時に布地をピンと張った

状態で固定する丸い枠です。

コレにポリ袋をピンと張った状態で固定して鏡筒の先に嵌めこめる

ようにしてみました。

百均のセリアにて外形φ95の鏡筒に嵌りそうなサイズを見て

みたら、内寸φ94ほどの刺繍枠があったので内寸を削って嵌

るようにしてみました。

内寸を1mmほど削ると気軽に言ってますが、いくら樹脂製

の枠とはいえ、紙やすりやプラモデルに使いそうな鉄やすり

ではとても大変です。

自分はベルトサンダーという電動工具を使えたのでサクッと

削る事ができました。

まぁまぁ、良い感じでしょ?

さぁ、これでバッチリだ。と思ったんですがね、意外な落とし穴が…。

前の記事を書いた頃はロール式ポリ袋は1枚重ねでちょうど良かった

のですがね、最近のスーパーに置いてあるポリ袋は1枚重ねだと普通

に太陽が見えるんですよね、

これが。ドラッグストアもスーパーもダメでした。

こんな所にもコストダウンの波が。そこで、2枚重ねでセットしたら、

普通に使えました。

でも2枚ともキレイにピンと張るのはちょっと面倒。

とはいえ、この刺繍枠にポリ袋2枚重ねフラット撮影フィルターは十分に

機能し、かつ、今まで使っていた樹脂プレートタイプの半分の露出でフラ

ット撮影ができるようになったので時間短縮にも一役買ってくれてます。

さて、撮影小物、小細工モノはこんなところです。時間が無い時や、基本

撮影のみしか撮れなさそうな天候の時にサクッと展開して撮影、ササッと

撤収できる事に主眼を置いているのであまり凝った事はしません。

撮影終了時に電源ボタンを改めてポポンとダブルクリックして位置を記憶

させておけば、次回電源投入時にもしっかり太陽は視界に入っているので

ファインダーも今後は付けないかも知れません。

視界が外れるのはチューナーノブを回す時くらいですので、そこだけ注意

すれば問題無いですし。

ソーラークエスト、時短撮影用と割り切ると滅茶苦茶便利でナイスな架台

です。

LUNTの6cmにしておいて良かったわ。

欲をかいてワンランク上の望遠鏡を買っていたら、こんな使い方できなかったし。

すでに搭載重量の4kgをわずかに超えてるし。

7月29日、31日のスマート望遠鏡による太陽像を紹介

 2025年7月29日の太陽 DWARF3で撮影 

 左より14161,14160,14155,14157,14154、

 14153、14159など多数の黒点群が見える

  2025年7月31日の太陽 SeestarS30で撮影 1✕

  14161,14160,14157,14154などの黒点群を認める

  

 2✕で撮影  

 4✕で撮影

まとめ

当ブログでいつも素晴らしい太陽撮影画像を

提供してくれる静岡県のJhosua氏が、太陽

撮影の新しい機材について手記が来ました。

今回は、太陽観測のための新アイテムの

数々を丁寧な画像や図解で紹介してくれました。

太陽観測をされている方々には、参考になる

小物もあるのではないでしょうか。

次回は、太陽撮影の工夫編の手記も頂きました

ので、引き続き紹介します。

手記や画像提供しただいたJhosua氏に

誌面にて感謝します。

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