イケヤ・セキ彗星や小惑星発見で有名な高知市の関勉さんが
5月12日に名誉県民賞を受賞しました。
名誉県民賞は文化、スポーツ、学術で顕著な功績を収めた県民や
県出身者を顕彰する制度で漫画家のやなせたかしさん、洋画家
の奥谷博さんに続く3人目だそうです。
タイトル画像はイケヤ・セキ彗星ではありません
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関勉さんは18歳の頃から自作望遠鏡で新天体捜索を始め、1961年に
「関彗星」を発見しました。
1965年には20世紀最大の彗星といわれた「池谷・関彗星」を発見、
新彗星6個、小惑星223個を発見。
発見した小惑星に「高知」、「はりまやばし」「桂浜」と郷土に関連した
地名を命名した。
「よさこい」と命名した小惑星もあり、観測していると夜空からよさこい節
が聞こえてという。
1981年より県立芸西天文学習館の講師として、子供たちに星や宇宙の魅力を
伝え続けている。
浜田省司知事は、「高知が誇る世界有数の天文家。星への情熱と探求心、郷土
への愛情に心から敬意を表する」と伝えたそうです。
現在も徹夜で星空を観測している。
自らを突き動かす原動力は宇宙の幽遠さにあるといいます。
「星ほど美しいものはなく、宇宙の神秘に引かれて探求している。
まだ10年くらいできそうな気がする」と意気込みを語られていました。
1965年 池谷・関彗星 関勉氏提供
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池谷・関彗星の発見について 白昼に見えた大彗星!この彗星の発見からアマチュア
天文学は大きく飛躍した
参考文献および引用文献
高知新聞 2022年5月13日版 「星ほど美しいものはない」
コメットハンター・関勉さんに高知県名誉県民贈呈
関勉氏執筆「未知の星を求めて」が再販されている!
新彗星発見への情熱と挫折、苦悩と成功のドラマが人々の胸を打った書籍
「未知の星を求めて」が、60年振りに高知県の天文ファンから新版として
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