スマート望遠鏡 VesperaⅡの撮影画像の紹介をします! -網状星雲、北アメリカ星雲、ペリカン星雲-

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静岡県のアマチュア天文家Jhosua氏が、Vanios(ヴァオニス) 社製のスマート

望遠鏡の新機種になるVesperaⅡを入手。

早速、VesperaⅡでの撮影画像やVespera とVesperaⅡの撮影画像の比較撮影

も行って報告してくれました。

今回は、その撮影画像を紹介します。

タイトル画像 北アメリカ星雲、ペリカン星雲 撮影者 静岡県 Jhosua氏

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VesperaⅡ

望遠鏡の撮影設定から天体写真撮影を手軽にできるスマート望遠鏡。

Vanios(ヴァオニス) 社のVesperaの後継機種としてVesperaⅡ

が発売されました。

Vespera II には、最新の STARVIS 2 テクノロジーを採用した裏面照射型の

SONY製 IMX585 センサー(カラー)が搭載されました。


このセンサーは大型 1/1.2 型フォーマットで一度に広い範囲を撮影するのに

適しており、ピクセルピッチは2.9 ㎛、3840×2160、約 830 万画素の高

精細な画像が得られようになりました。


これにより、スマートフォンやタブレットの専用アプリ上での観測はもちろん、

本格的な天体写真撮影カメラとして使えるようになります。

VesperaⅡが購入できる専用サイトです。

Vespera
天体観望新時代!天体の導入からライブスタックまで、アプリの操作1つで自動で行う革新的な望遠鏡です。

網状星雲

VesperaⅡで撮影した網状星雲

 網状星雲 Vespara2 撮影者 静岡県 Jhosua氏 

網状星雲(Veil Nebula 、NGC 6992-5、NGC 6960)は、はくちょう座ε星の

3°から5°ほど南に東西に約3°の間隔で向かい合った半弧状の散光星雲です。

明るい東側がNGC 6992-5 (C33) 、西側がNGC 6960 (C34) であり、数万年

前に爆発した超新星残骸のガスが毎秒100kmで広がっている姿という。

撮影者Jhosua氏のコメントを紹介します。

F4からF5と暗くなったけど、銀河系はわずかでも撮りやすく、星雲

系は大きいのも含めて撮りやすく、って感じ。

はくちょう座の網状星雲とか今まではモザイクでも片側のみの撮影

だったのが全体を撮れるようになった。

それと赤色が出やすくなった。

これはカメラの仕様通り。

画像がでかくなったので、終了後のデータ転送に時間がかかる。

使うか使わないかわからんデータは諦めて、必要最小限だけの転送に

しないと。

北アメリカ星雲とペリカン星雲

はくちょう座の1等星デネブの近くにある大型の散光星雲です。

左が北アメリカ星雲、右がペリカン星雲です。

それぞれの星雲の形が似ていることからその名がつきました。

北アメリカ星雲とペリカン星雲は、別の星雲でなく同一の星間ガス雲

からなるようです。

散光星雲と暗黒星雲の複雑な広がりから形成されているようです。

 北アメリカ星雲とペリカン星雲  Vespara2 撮影者 静岡県 Jhosua氏 

撮影者Jhosua氏のコメントを紹介します。

月曜の夜は多少撮れそうだったんで撮った。

がしかし、撮影開始してからほどなく強風になってきた。

そんなわけで露出は進まずにたったの1時間半の露出。

モザイク撮影で1時間半の露出だと使えないなーと思ったけど、

不満ながらも意外と浮かび上がった。

赤色の感度が良いらしいのはグラフを見てわかってたけど、

これならF5だからと躊躇する事無く撮れるなぁ。

今まではモザイク使ってペリカンだけの撮影だったのが

北アメリカ星雲もまるごと写せる。

デネブ周辺とかも撮影対象になってくる。

まとめ

静岡県のアマチュア天文家Jhosua氏が、Vanios(ヴァオニス) 社製のスマート

望遠鏡の新機種になるVesperaⅡを入手しました。

今回は、VesperaⅡでの撮影画像を紹介しました。

広域に広がる散光星雲の撮影が、容易になったようです。

次回は、引き続きVesperaⅡによる撮影画像について紹介します。

当ブログへの掲載を許可頂きましたJhosuaさんに誌面に感謝します。

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