天文ファンと運転免許返納について -浜松スペースハンタークラブ会員の手記を紹介!- -1-

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アマチュア天文ファンは、美しい星空を求めて自家用車を

用いた遠征観測を行っております。

そんな中、高齢者の運転免許返納が昨今、話題に上がります。

高齢化する天文ファンに取ってこの話題は、人ごとでは

ありません。

浜松スペースハンタークラブの会員の掛井氏が、この話題に

ついて手記にしましたのでここに紹介します。

タイトル画像 紫金山・アトラス彗星 撮影者 田代貞氏

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天文ファンと運転免許返納

普段自宅での捜索に時間を費やす私にとって、この秋は紫金山・ATLAS彗星

のおかげで屋外観測することが多く、家内からも最近はよく出かけるねと嫌味

を言われる始末でした。

先日11月16日、おりしもNHKの大河ドラマで藤原道長が「この世をば・・・

・・・」望月の歌を詠んだ時と同じ月の状況で、曇りの天体観望会転じて星座

教室の話題となりました。

会の終わった後、久しぶりに会う同世代の仲間ということもあり、話題は

これからの仕事や年金生活のことなど、高齢者らしい話題になりましたが、その中

70歳になるYさんから運転免許証における高齢者の適性検査の話になり、なんでも

実技検査があり検査時間のコマをとるのに皆さん苦労されていて、更新期間を過ぎ

ることもあるという話になりました。

確かに観測場所や撮影場所に移動するにあたり、通常車両を利用する天文ファンに

とって免許を更新できないのは他人事ではありません。

その場では結局いっ頃免許を返納するかという話題になり話が締められました。

EPSON MFP image

紫金山・アトラス彗星 2024年11月14日 撮影者 静岡県 掛井亘氏

デイスプレイ上に太いアンチテイルが見られ大いに興奮しました。

今から15年くらい前から自動車を運転できなくなったら天文の趣味も終

わりかとうっすら考えていました。

空の暗い場所で暗い星を観測するには、郡部に移住しない限り車で

空の暗い場所に移動するしかないという思いでした。

その後忙しさにかまけ、いっしか星空を眺める余裕もなく、定年間際

にはこれからはのんびりと月惑星でも眺めるかなといったようになって

いました。

電子観望との出会い

潮目が変わったのが定年後しばらくして知った電視観望の存在です。

以前からほしに何度も投稿しましたが、比較的小口径でも天体力メラとの使用で、

眼視よりはるかに暗い星が光害の地でも観測できるのには驚嘆しました。

本当に今まで長い時間かけて培ったものがガラガラと音を立てて崩れ落ちるの

を感じました。

と同時に、懸案事項だった免許返納後も自宅近くで観測が可能となり、返納

への障壁が無くなったようにも感じました。

次回へ続く

引用文献

浜松スペースハンタークラブ会誌 ほし 第194号より 

まとめ

アマチュア天文ファンは、美しい星空を求めて自家用車を

用いた遠征観測を行っています。

そんな中、高齢者の運転免許返納が昨今、話題に上がっており

高齢化する天文ファンに取ってこの話題は、人ごとでは

ありません。

浜松スペースハンタークラブの会員の掛井亘氏が、この話題に

ついて手記を書かれましたのでここに紹介しました。

運転免許返納者が、星を楽しむ手段として電子観望があるという

アイデイアを提起してくれました。

次回この話題の続きを紹介します。

手記の掲載を了承頂いた静岡県の掛井氏に誌面にて

感謝いたします。

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