星空観察や天体写真が好きな方にとって、春の夜空に輝く
「M97(ふくろう星雲)」と「M108(棒渦巻銀河)」は
ぜひ狙って見たい撮影対象です。
今回はこの2天体の特徴や魅力、そして話題のスマート望遠鏡
「Seestar S50」を使った撮影体験についてご紹介します。
タイトル画像 M108 SeestarS50 2024年11月7日
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M97(ふくろう星雲)の特徴と魅力

M97 ふくろう星雲 おおぐま座 SeestarS50による撮影 2分露出 2024年11月7日撮影
M97(ふくろう星雲)の特徴と魅力
- 分類:惑星状星雲(NGC3587)
- 位置:おおぐま座、北斗七星のひしゃくの底付近
- 距離:約1,800光年
- 視等級:9.9等
- 視直径:3.3’×3.3’
- 見どころ:丸い光芒の中に2つの暗部があり望遠鏡では
- ふくろうの顔のように見えることから「ふくろう星雲」
- と呼ばれています。
観察のコツ
M97は暗い天体なので、空の暗い場所で観察するのがベストです。
双眼鏡では難しいですが、10cmクラスの望遠鏡でうっすらと
丸い光斑が見え、20cm以上の望遠鏡なら「ふくろうの顔」の
イメージが浮かび上がります。
郊外でしたら、意外と小中口径の望遠鏡でも、よく見えます。
画像は、SeestarS50で撮影したM97です。
2分ほどの露出ですが、ふくろうの2つ目と惑星状星雲の
色彩がわかります。
M108(棒渦巻銀河)の特徴と魅力

M108 系外銀河 おおぐま座 SeestarS50による撮影 2分露出 2024年11月7日撮影
M108(棒状銀河)の特徴と魅力
- 分類:棒渦巻銀河(NGC3556)
- 位置:M97のすぐ近く(わずか45分角離れているため、同一視野で
- 観察可能)
- 距離:約4,500万光年
- 視等級:9.9等
- 視直径:7.9’×1.7’
- 見どころ:細長い形状が特徴で、まるで「石の矢じり」のようにも見えます。
観察のコツ
M97とセットで低倍率で同時に観察できるのが大きな魅力です。
銀河の淡い光をとらえるには、やはり空の暗さが重要です。
SeestarS50による2分露出で撮影したM108です。
銀河の複雑な構造がわかります。
偶然人工天体が、撮影対象を横切りました。
Seestar S50による天体撮影の魅力と実体験
Seestar S50とは?
ZWOが開発したオールインワン型のスマート望遠鏡で、Wi-Fi/Bluetooth接続、
スマホアプリによる簡単操作、デュオバンド光害フィルター内蔵など、初心者
からベテランまで幅広く楽しめるモデルです。
Seestar S50の主な特徴
- セットアップが非常に簡単(アプリで自動導入)
- 都市部でも光害フィルターで撮影可能
- 軽量・コンパクトで持ち運びも楽
- 撮影画像はスマホで即シェア&編集可能
- モザイク撮影やインターバル撮影にも対応
実際の撮影体験
Seestar S50を使えば、M97やM108のような淡い天体も自動導入で楽々導入。
撮影後はスマホで画像を確認し、LightroomやPhotoshopでノイズ処理や
シャープネスをかけることで、より美しい仕上がりにできます。
「SeestarS50だと何とか撮れますが、スマート望遠鏡だと自動導入してくれ
るので簡便です。
都市部のベランダからでも、Seestar S50ならM97の淡い丸い姿やM108の
細長い銀河の姿をしっかりとらえることができました。
従来の機材に比べて圧倒的に手軽で、星空観察のハードルがぐっと下がります。
まとめ
今回は、おおぐま座に見えるM97とM108を紹介しました。
- M97(ふくろう星雲)**はユニークな「ふくろうの顔」が魅力の惑星状星雲
- M108は細長い形状が美しい棒渦巻銀河
- 両者は近接しているため、同一視野で観察・撮影できるのもポイント
- です。
- Seestar S50なら、初心者でも簡単にこれらの天体を撮影でき、画像編集で
- さらに美しい天体写真に仕上げられます。
春の夜空、Seestar S50とともにM97とM108の宇宙の絶景をぜひ楽しんで
みてください!
SeestarS50の購入はこちらからできます

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