2024年に最も明るくなると期待される彗星である紫金山・アトラス彗星
(C/2023A3)を中心に最近の夜空に明るく見える彗星の様子を浜松
スペースハンタークラブの会員が写真に収めましたのでここに紹介します。
タイトル画像 紫金山・アトラス彗星 撮影者 田代貞氏
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今年最も明るくなると期待される彗星
紫金山・アトラス彗星は、2023年1月9日に発見された新彗星です。
この彗星は、2024年9月28日には、太陽に0.39天文単位まで
接近し、10月13日には、地球に0.47天文単位まで、接近すると
予想されております。
8月には、肉眼彗星で見える明るさになり、9月から10月の
日没後と明け方に最もよく見えるとの事です。
8月には、肉眼彗星で見える明るさになり、9月から10月の
日没後と明け方に最もよく見えるとの事です。
予報光度は、3等級から-5等級と幅広くマイナス等級に
なれば、ひさしぶりの大彗星となる可能性があります。
最近、この彗星が、太陽接近に伴い、消失してしまう悲観論や
予報通り、肉眼彗星となるという論文もあります。
実際のところどうなるでしょうか。
今後の動向が、楽しみな彗星です。
参考及び引用文献
月刊天文ガイド2024年1月号 誠文堂新光社
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紫金山・アトラス彗星の撮影画像
紫金山・アトラス彗星 2024年7月4日 撮影者 西村栄男氏 画像左下に尾を引く彗星が見える
同彗星の拡大増
撮影者のコメント及び撮影条件
紫金山・アトラス彗星は当初の予報が修正され残念です。
昨夜掃天画像に入って来ましたが、光害の影響か貧弱な姿です。
画像をよく見ると、頭部の左の尾の中に2個の物があるようです。
画像は3画像を重ねたものですが、それぞれの画像を見るとどの画像にも
写っているようです。
背後には恒星は無く、私の機材の影響か、彗星の分裂か分かりません。
大きな機材で撮影された画像が楽しみです。
撮影時刻 7月4日 20:58 20秒露出3画像重ね
位置 11h12m52.45s +02d36m53.1s 光度9.3
画像の中心高度 12度
紫金山・アトラス彗星 2024年7月4日 撮影者 田代貞氏
撮影者コメント及び撮影条件
私も同時刻に撮影した画像があるので添付します。
一枚撮でノイジーですが尾の中の光点は見当たらないようです。
2024.7.4 20:57~ 90×1枚
MT250F6 DTD+MPCC EOS6DHKIR
13P/オルバース彗星
13P/オルバース彗星 撮影日 2024年7月4日 撮影者 田代貞氏
梅雨時にしては良く晴れたので撮影した彗星を添付します。
13Pは明るくなっているようですが私の所からでは山の木が邪魔してすぐに
隠れてしまいます。
まだ空が明るい時間に隠れる間際の撮影です。最初で最後のショットでしょう。
2024.7.4 20:03~ 10s×5枚 iso3200
MT250F6 DTD+MPCC EOS6D(HKIR)
まとめ
今年最も明るくなると期待される紫金山・アトラス彗星を中心に
明るく見える彗星の最近の姿を地元の天文同好会の会員が撮影しました。
その画像を紹介しました。
撮影画像を提供して頂きました会員の皆様に誌面にて感謝します。
次回も引き続き、彗星画像の紹介をします。
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