2025年のふたご座流星群は、12月14日17時ごろに極大を
迎えます。
観察のねらい目は「14日夜〜15日明け方」にかけてです。
今年は月明かりの影響が夜半過ぎなので、比較的好条件
です。
暗い場所で見る事ができればかなりの流星を期待できます。
ふたご群のライブ動画配信先のリンクも紹介します。
タイトル画像 2021年のふたご座流星群
撮影者 田代貞氏 遠州天体写真愛好会
ブログ村ランキング参加中、応援クリックお願いします
にほんブログ村
本日17時が出現ピーク！
2025年の極大時刻は「12月14日（日）17時ごろ」と予測されており、
日本ではまだ明るい時間帯のため、実際の見ごろは日没後になります。
活動のピークは幅があるため、14日夜から15日未明にかけて、空の
暗い場所で1時間あたり30個前後、多いところではさらに上回る流星
が期待されています。
また今年は月の出が15日未明で、観察のコア時間帯（14日宵〜深夜）
はほとんど月明かりの影響を受けません。
澄んだ冬空と相まって、「三大流星群」の名にふさわしいクリアな星空と
流星が楽しめる年です。
見やすい時間帯と方角
極大は17時ですが、真価を発揮するのは空が暗くなり、放射点が
高く昇る頃です。
特におすすめなのは「14日21時ごろ〜15日未明（0〜2時ごろ）」で
、この時間帯はふたご座の放射点が天頂近くまで上がり、見える流星
数も多くなります。
方角は「どこを見るか」より「どれだけ広く暗い空を見渡せるか」が
重要です。
放射点はふたご座α星カストル付近（東〜南の高い空へ移動）にあり
ますが、放射点そのものを凝視せず、南〜南西側を中心に空全体を
寝転んで眺めるのがコツです。
しかし、今年は、ふたご座の明るい二つ星付近に木星が見えるため
より輻射点の位置がわかりやすくなっております。
観察のコツと必須アイテム
流星観察は「長期戦」。
目が暗さに慣れるまで15〜30分ほどかかるので、最低でも1時間
以上腰を据えて観察すると、体感としての出現数がぐっと増えます。
双眼鏡や望遠鏡は基本的に不要で、肉眼で広い空を見る方が多くの
流星をキャッチできます。
12月中旬の夜は厳しい冷え込みが予想されるため、ダウンコート・
手袋・ニット帽・カイロなど、防寒対策は「やり過ぎ」なくらい
がちょうど良いです。
地面からの冷えを防ぐレジャーシートやキャンプマット、組み合
わせて使えるリクライニングチェアがあると、寝転がりながら快適
に観察できます。
観察場所選びのポイント
ベストは「街明かりをできるだけ避けた開けた場所」です。
具体的には、市街地から少し離れた河川敷・海岸・郊外の公園・
農地周辺など、地平線近くまで見渡せて、周囲の照明が少ない
場所が向いています。
木に囲まれた山中よりも、空が大きく開けた平地のほうが総じて
見やすくなります。
安全面も重要で、暗闇で足元が見えない場所や車通りの多い道路
脇は避け、駐車や周辺住民への配慮も忘れないようにしたいとこ
ろです。
可能であれば、早めの時間に一度ロケハンをしておき、方角と
遮るものの有無、街灯の位置などを確認してから本番に臨むと
安心です。
撮影したい人へのひとこと
写真やタイムラプス撮影を狙うなら、広角レンズで「北東〜南の
高い空」を大きく切り取る構図がおすすめです。 放射点をやや
外した暗い領域を狙うと、長く軌跡を引く流星を捉えやすく、
見栄えの良いカットになりやすくなります。
連写やインターバル撮影を行いながら、肉眼で流星を楽しむ
「ながら観察」スタイルにすると、撮影と鑑賞を両立できます。
ただし、カメラの液晶の強い光は視野を奪うため、明るさを最低に
落とし、可能なら赤色表示モードを使うと観察効率を落とさずに済
みます。
関連記事リンク
広角レンズ＋αの出番です
ソニー カラーテック
2021年12月14日のふたご座流星群
撮影者 田代貞氏 遠州天体写真愛好会
流星群のライブ動画配信先を紹介
恒例のふたご座流星群のライブ動画配信先の紹介です｡
ハワイマウナケア山とウエザーニュースです｡
Geminid meteor shower 2025 & MaunaKea East view
LIVE from NAOJ Subaru Telescope, Maunakea Hawaii
朝日新聞宇宙部
【天体ライブ】ふたご座流星群2025 三大流星群のひとつが極大
岡本結子リサキャスター生中継 12月14日(日)20:00〜
Geminid Meteor Shower〈ウェザーニュースLiVE〉
【天体ライブ】ふたご座流星群2025 三大流星群のひとつが極大
小川千奈キャスター生中継 12月14日(日)20:00〜
Geminid Meteor Shower〈ウェザーニュースLiVE〉
まとめ
2025年のふたご座流星群は、12月14日17時ごろに極大を
迎えます。
観察のねらい目は「14日夜〜15日明け方」にかけてです。
今年は月明かりの影響が夜半過ぎなので、比較的好条件
です。
暗い場所で見る事ができればかなりの流星を期待できます。
ふたご群のライブ動画配信先のリンク先も紹介しました。
ぜひ、冬の美しい夜空に飛来する流星が飛来する姿を
体感してください。
スポンサーサイト
ドメイン取得とホームページ作成には
取り扱い400種類以上のドメイン取得サービス─ムームードメイン─
ブログ作成には
ロリポップのお得なキャンペーンをチェック
コメント