秋の夜空に見える系外銀河の姿を紹介! -話題のスマート望遠鏡で撮影-

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秋の空は、1等星が少なく、落ち着いた秋の星座の姿が見えます。

未明になると東の空には、春の星座が見えてきます。

秋の星座と春の星座は、天の川銀河の星域から外れるため、遠方の

系外銀河が多く見えています。

今回は、今の時期に見える系外銀河の撮影画像を紹介します。

タイトル画像 M74 撮影者 静岡県 Jhosua 氏 

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SeestarS50で系外銀河を撮影

Seestarの対物レンズの有効径は、50mmです。焦点距離は
250mmで、F5になります。


系外銀河の撮影は、Seestar専用アプリから星雲星団撮影

モードを使用します。


アプリの検索モードより,撮影したい星雲店星団の名称を検索して

名称を呼び代GoToのボタンを押す事により、Seestarが自動導入

し、視野中央に目標天体が入ります。


撮影ボタンを押すと撮影を開始します。


およそ10秒単位で、スタッキングを繰り返します。


撮影時間をかかれば、スタッキングの効果により天体がはっきり撮影

できます。

M108 おおぐま座の系外銀河

NGC 3556

  M108 おおぐま座の小宇宙 SeestarS50 撮影日 2024年11月7日未明 撮影中に銀河を人工天体が通過した

北斗七星のβ星のそばに見える系外銀河です。


眼視では、むつかしい対象ですが、カメラによく写ります


細長く伸びた小宇宙で、複雑な銀河の構造が魅力的です


SeestarS50による数分露出ですが、M108の小宇宙の

特徴が表現されています。

M97 ふくろう星雲

NGC 3587

  M97 おおぐま座のふくろう星雲 撮影日 2024年11月7日未明 

先に紹介したM108に近接した惑星状星雲です。


天体写真では、しばしばこの二つを同一の画角におさめた

作品をみます。


惑星状星雲は、小望遠鏡の眼視観望でもよく見える対象

です。


惑星状星雲の円形の広がりの中に二つの円が見えること

から「ふくろう星雲」の名前で呼ばれます。


こちらの画像は、SeestarS50による数分の露出で
撮影したものです。


惑星状星雲の色と円形の二つ目の空隙が見えます。

M74 うお座の系外銀河

 

  M74 うお座の渦巻き系外銀河 VeperaⅡ  撮影日 2024年10月14日  

                 撮影者 静岡県 Jhosua氏 

うお座に見える系外銀河です。

  
渦巻き構造の広がりが特徴的な小宇宙ですが、小望遠鏡

による眼視的な観望では、渦巻きの構造は、淡い広がり

のためよく見えません。

こちらは、Vespera Ⅱによる撮影画像です。


渦巻き構造がよく観察できます。


2時間のスタッキング処理後の画像です。

光害の多い市街地でも、手軽に深宇宙に広がる

小宇宙を撮影し、その姿を見ることができるの

もスマート望遠鏡の魅力です。 

まとめ

今回は、秋の夜空に見える系外銀河を話題のスマート望遠鏡
で撮影した画像を紹介しました。


いずれも市街地の中で撮影されたものです


深宇宙の姿を手軽に撮影できるのもスマート望遠鏡の魅力です。 

 

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