系外銀河の撮影に興味を持つ方にとって、NGC6946(花火
銀河)とステファンの五つ子は、とても魅力的なターゲット
です。
今回はそれぞれの特徴や見どころ、そしてSeestarS50での
両銀河の撮影を試みてみました。
イトル画像 NGC6946 SeestarS50 2025年6月16日
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NGC6946(花火銀河)の特徴と魅力

NGC6946 花火銀河 SeestarS50による撮影 2分露出 2025年6月16日撮影
NGC6946はケフェウス座の方向、はくちょう座との
境界付近に位置する中間型渦巻銀河です。
英語では「Fireworks Galaxy」と呼ばれ、その名の
通り、過去100年ほどの間に多くの超新星爆発が観測
- 明るさ・大きさ:9等級、視直径は約11.5×10分角と、
- アマチュアでも比較的撮影しやすいサイズです。
- 距離:地球から約2,250万光年離れています。
- 星形成活動:ガスが豊富で、銀河全体にわたって活発な
- 星形成が行われています。
- 特に外縁部でも大質量星が誕生していることが近年の
- 観測で明らかになり、天文学者たちの注目を集めてい
- ます。
- 色彩:Hα輝線による赤い星形成領域や、青い若い星の
- 光が織りなすカラフルな姿が魅力です。
ステファンの五つ子の特徴と魅力

ステファンの五つ子 SeestarS50による撮影 2分露出 2025年6月16日撮影
ステファンの五つ子(Stephan’s Quintet)は、ペガスス座に
- 発見と歴史:1877年にフランスのエドゥアール・ステファン
- によって発見され、最初に発見されたコンパクト銀河群とし
- て知られています。
- 構成:5つの銀河のうち、4つが実際に物理的に近接しており、
- 相互作用による複雑な構造やガスの流れ、星形成活動が観測
- されています。
- 見どころ:最も明るいNGC7320は広いHII領域を持ち、赤く染
- まった部分では活発な星形成が進行中です。
- 銀河同士の重力的な影響による歪みや潮汐構造も観察でき、ダイ
- ナミックな宇宙の営みを感じられます。
SeestarS50による撮影体験とポイント
SeestarS50は、初心者から中級者まで手軽に天体撮影が楽しめる
スマート望遠鏡です。
NGC6946やステファンの五つ子のような銀河撮影にも十分対応
できる性能を持っています。
NGC6946の撮影ポイント
- 焦点距離:800~4000mm程度が適正。SeestarS50のデジタル
- ズームや高感度を活かして、銀河全体をフレームに
- 収めることができます。
- 露光時間:銀河自体が淡いため、できるだけ長時間露光や複数枚
- のコンポジット撮影がおすすめです。
- 画像処理:星雲や恒星のホワイトバランス調整、ノイズ低減、トーン
- カーブ補正など、画像処理で色彩やディテールを引き出すと、
- 花火銀河の名にふさわしいカラフルな姿が現れます。
ステファンの五つ子の撮影ポイント
- **視直径が小さめ**なので、できるだけ高倍率での撮影が効果的
- です。
- コントラスト強調やノイズ低減処理を活用し、複雑な銀河の重なりや
- 潮汐構造を浮かび上がらせましょう。
- **複数枚のスタック**で淡い部分も丁寧に描写できるのが、Seestar
- S50の強みです。
まとめ
NGC6946は、星形成が活発でカラフルな渦巻き構造が美しい銀河。
ステファンの五つ子は、銀河同士のダイナミックな相互作用が観察
できる興味深い銀河群です。
どちらもSeestarS50での撮影に適した対象で、手軽に宇宙のドラマ
を自分の手で切り取ることができます。
「今日はどちらを狙おうか」と夜空を見上げ、SeestarS50でじっくり
撮影と画像処理。
仕上がった写真を眺めながら、遠い宇宙の不思議に思いを馳せる
――そんな贅沢な時間を、ぜひ体験してみてください。
花火銀河もステファンの五つ子も、画像処理の工夫次第でどんどん
表情が変わります。
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