5月29~30日火星と木星が最接近する! 

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明け方の惑星集合の話題が続きます。金星や火星のような動きの早い惑星が、

木星に近づいて、日々惑星の見える様子が変化しております。

5月29~30日に火星と木星が最接近します。

小望遠鏡を用いて低倍率で二つの惑星を同一視野で見る事ができます。

タイトル画像 5月28日04時 接近する木星と火星

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東の空に明るい惑星が集合中

今年に入り東の明け方の空に惑星が集合している姿が見えるようになりました

惑星によって動きのスピードが異なるため、日々その姿が変化しております

今の時期、明け方の空を見上げますと順行スピードが遅い土星が他の惑星から

西に離れて、間隔が大きく開いております。

金星は3月20日に西方大離角を迎えた後より徐々に太陽との角距離を縮めて

おります。

その間の10°の範囲に木星と火星、海王星が集合しております。

5月28日 4時の東の空 金星・木星・火星・土星が見える

     低い木の茂みに金星、木星と火星が接近、離れて土星が見える

5月29~30日火星と木星が最接近する

惑星はいずれも順行中で東進しております。

火星の動きは早く1か月でみずがめ座からうお座に移動しています。

そしてうお座に輝く木星に最接近します。

火星(0.7等)と木星(-2.1等)が最接近するのは、5月29日19時24分で

両者の角距離は34’.9と満月の月と同じ距離まで接近します。

 5月28日 4時 木星と火星が接近している

しかしこの時間は木星と火星は地平線化になるので観測できない。

そのため29日と30日の明け方が観測の好期になる。

火星と木星の角距離は40’くらいで小望遠鏡の低倍率を用いれば

同一視野に見る事ができます。

望遠鏡で見ると木星と4大衛星と赤い火星が見えます。

火星はまだ地球より遠方にあるため表面模様の観察はむつかしい。

参考文献および引用文献

月刊天文ガイド 2022年5月号 2022春惑星の集合を見よう 

5月29日4時 火星と木星の接近をシュミレーション 視野円1°で表示

       上に木星と4大衛星、下に火星が見える 

まとめ

ここの所、明け方の惑星集合の話題が続きます。

5月28~29日は木星と火星が接近します。

今春の惑星同士の接近はそろそろ終了時期を向かえます。

天候に恵まれたらぜひ、この機会に早起きをして東の空をみてください。

美しい惑星の輝きが見えてくるはずです。

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私の今までの仕事や趣味の天文活動で得た専門知識や経験を用いて科学や天文学について、楽しくお話して行きます。アマチュア天文家 

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