10月6日は、中秋の名月でした。
この日に美しい月の風貌を楽しんだ事と思いますが、
引き続き、11月2日には、後の月(十三夜)と
11月5日のスーパームーン(今年で最も大きい月に
なる)があります。
その特徴や魅力をお伝えします。
今月もぜひ、今年で一番大きく美しい月の姿をお楽
しみください。
タイトル画像 満月に近い月
撮影機材 SeestarS50 撮影日 2024年8月20日
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十三夜(2025年11月2日)の魅力と特徴
十三夜は旧暦9月13日の夜にあたる月で、日本独自の
風習として古くから親しまれてきました。
2025年の十三夜は11月2日にあたります。
十五夜(中秋の名月)が中国から伝わった風習であるの
に対し、十三夜は日本で生まれたもので、栗や豆の収穫
を祝う「豆名月」「栗名月」とも呼ばれています。
十三夜の月は満月ではなく、満月より少し欠けていますが、
その控えめな美しさが十五夜の次に愛されてきました。
秋の深まりを感じながら、月を眺めて収穫の恵みに感謝
する日本の伝統行事です。
2025年の11月2日夕方から3日未明にかけては、月齢12
の美しい月と土星が接近して見られ、肉眼でも楽しめます。
十三夜は「片見月(かたみつき)」と呼ばれることもあり、
十五夜と十三夜の両方で月を楽しむことで「月見の片見」
とならず縁起が良いと言われているため、両方の月を愛
でる風習が伝わっています。
スーパームーン(2025年11月5日)の魅力と特徴
2025年11月5日は今年最大のスーパームーンが見られ
ます。
スーパームーンとは、月が地球に最も近い位置(近地点)
にあり、満月を迎える現象で、通常の満月と比べておよ
そ7.9%大きく、16%明るく見えます。
このため、空に輝く満月が非常に大きく、明るく感じられ、
夜空を照らし出す迫力ある姿を楽しめます。
この日の満月は「ビーバームーン(Beaver Moon)」
とも呼ばれ、冬の訪れを知らせる月として知られてい
ます。
満月の瞬間は日本時間の22時19分頃で、東京では
17時01分頃に月の出を見ることができます。
前後1日もほぼ満月の状態が続き、観察の絶好の
機会です。
スーパームーンは、月の明るさや大きさだけでなく、
占星術的には一年の終わりに向けての節目や達成の
象徴ともされ、見上げる人に新たな道を照らすよう
な神秘的な魅力も持っています。

満月近くの月 SeestarS50で撮影 撮影日 2025年8月20日
クレーターや山や谷の細かい地形は三日月や半月の頃の欠け際
が見やすいのですが、満月近い月も山や海の全景や対比が
美しく見えます。

フンボルト海、神酒の海、豊かな海、静かの海
が見えます。これらの海が月のうさぎを連想させます。

テイコのクレーターから広がる見事な光条
が見えます。
クレーターの光条の広がりが見えるのも満月に近い
月の魅力です。
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今回の月面写真の撮影に用いたのは、ZWO社の
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まとめ
11月になりました。
11月の夜空は、11月2日の十五夜に次ぐ美しい十三夜と、
11月5日の年間最大スーパームーンがあります。
十三夜は秋の風情を味わいながら日本の伝統を楽しめる
機会であり、スーパームーンは大きく明るい満月が今年
の秋の夜空を特別なものにしてくれます。
どちらも晴れた夜空のもとで、ぜひゆっくりと月を見
上げる時間を持ってみてはいかがでしょうか。

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