現在、明け方の東天方向にふたつの明るい彗星が
見えています。
ショーマス彗星(24P)とパンスターズ彗星
(C/2025 R3)は、「古くから何度も帰って
くる常連」と「太陽系の果てから訪れたニュー
カマー」という好対照の彗星です。
Seestar S50/S30で同じ夜明け前の空に
この彗星たちを捉えました。
同夜に見える二つの彗星の、違いと共通の魅力を
一度に感じられる絶好の撮影にありました。
エメラルドグリーンに輝く彗星の姿をご覧下さい。
タイトル画像 パンスターズ彗星(C/2025 R3)
SeestarS50で撮影 撮影日 2026年3月22日未明
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今朝の空と撮影シチュエーション
3月22日未明、夜明け前の東の空に2つの彗星が
静かに浮かんでいました。
スマート望遠鏡のSeestar S50とS30を並べてセットし、
自動導入とスタッキングに任せながら、数分露出の
「彗星タイム」を目一杯楽しみました。
時間帯:薄明が始まる直前の未明。
機材:Seestar S50/S30による短時間スタック撮影
(数分)。
実際には、パンスターズ彗星(C/2025 R3)が、薄明の
数十分前にようやく撮影できそうな高度に上がってくる
のを別の撮影対象を撮影しながら待ちました。
ショーマス彗星(24P)

SeestarS30によるショーマス彗星(24P)
大分、以前より暗くなりました。


SeestarS50によるショーマス彗星(24P)
それでも、エメラルドグチーンのほのかな
輝きと明るいコマが見えます。
ショーマス彗星(24P Schaumasse)は、1911年に
フランスの天文学者アレクサンドル・ショーマスが発見
した周期彗星で、太陽のまわりを何度も回っている「常
連組」の彗星です。
現在は地球に比較的近づいており、2026年1月には
8〜9等級前後と、スマート望遠鏡の撮影には絶好の明る
さでした。
特徴:周期彗星(公転周期のある「回帰彗星」)。
明るさ:2026年初頭に8〜9等級程度とされ、Seestarの
短時間スタックでしっかり写るクラスです。
Seestarで撮影した画像では、エメラルドグリーン〜青緑色
のコマと淡い尾が、星空の中にふんわりと浮かび上がります。
数分の自動スタックでもコマの色合いがはっきり分かるため、
初心者でも「彗星らしさ」を体感しやすい、非常にフォトジェ
ニックな対象です。
パンスターズ彗星(C/2025 R3)

パンスターズ彗星(C/2025 R3) SeestarS30


パンスターズ彗星(C/2025 R3) SeestarS50
ペガスス座を背景に低空に関わらず、明るく集光
し、色彩もあざやかでした。
パンスターズ彗星 C/2025 R3 は、2025年9月にハワイの
Pan-STARRS望遠鏡で発見された長周期彗星で、太陽系の
外縁・オールトの雲からやってきた「一見さん」の彗星と
考えられています。
2026年4月下旬に太陽・地球へ接近し、予測ではおおよそ
8等級、条件次第では3等級まで明るくなる可能性があると
され、春の注目彗星になっています。
特徴:長周期彗星(非常に長い、あるいは1回きりの軌道)。
公転軌道:軌道傾斜角は約125度で、惑星と逆方向に動く
「逆行軌道」という個性的なルート。
(そのため、未明の東の空から突然明るくなって
昇って来たイメージで見えております。)
現在はペガスス座付近などを移動しつつ、尾を引いた姿が各地
で撮影され始めています。
数分〜十数分のスタックで、核からスッと伸びるテールの構造
が浮かび上がり、「発展途上の尾」を追いかける面白さがあり
ます。
これから明るさや尾の伸び方がどう変化していくのかを、同じ
機材で継続観察できるのも大きな魅力です。
二つの彗星を並べて楽しむポイント
同じ未明の時間帯に、性格の違う2つの彗星を同じSeestarで撮り比べると、その表情の違いがよく分かります。
ショーマス彗星(24P)は、周期彗星らしいコンパクトで安定したコマと、青緑色の発光が印象的な「ベテラン」。
パンスターズ彗星(C/2025 R3)は、長周期彗星らしいダイナミックな軌道と、これから伸びていく尾に期待が高まる「期待の新人」。
同じ画角・同じ露出条件で撮影した画像を並べてみると、色合いや尾の伸び方、背景星とのコントラストの違いが一目瞭然で、ブログの記事ネタとしても比較写真がとても映えます。
| 項目 | ショーマス彗星(24P) | パンスターズ彗星(C/2025 R3) |
| 種類 | 周期彗星(回帰彗星) | 長周期彗星 |
| 発見 | 1911年 A.ショーマス | 2025年9月 Pan-STARRS |
| 予想光度ピーク | 2026年1月頃 8〜9等級 | 2026年4月頃 8等級前後、最大3等級の可能性 |
| 見え方の印象 | コンパクトなコマと青緑色の光。 | 尾の成長が期待されるダイナミックな姿。 |
| 撮影難易度(Seestar) | 数分スタックで安定して写る親しみやすさ。 | 低空・時間帯の制約がありつつも、狙いがいのある中級向けターゲット。 |
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まとめ
現在、明け方の東天方向にふたつの明るい彗星が
見えています。
ショーマス彗星(24P)とパンスターズ彗星
(C/2025 R3)は、「古くから何度も帰って
くる常連」と「太陽系の果てから訪れたニュー
カマー」という好対照の彗星です。
Seestar S50/S30で同じ夜明け前の空に
この彗星たちを捉えました。
エメラルドグリーンに輝く彗星の姿を紹介しました。
パンスターズ彗星(C/2025 R3)は未明の低空に
関わらず、明るく、今後更に増光していきます。
楽しみな彗星です。

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