こんにちは、星空観察が趣味の皆さん。
明け方の夜空には、もう秋の星座や、東には冬の
星座が見え始めています。
今回は、スマート望遠鏡VesperaⅡを使って撮影した
冬の夜空でひときわ輝く星雲・星団「M1(カニ星雲)」
「M45(プレアデス星団:すばる)」「M78(散光星雲」
について、その特徴や観察した魅力をご紹介します。
タイトル画像 M45(プレアデス星団)VesperaⅡ
2025年1月5日 撮影者 静岡県 Jhosua氏
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M1(カニ星雲):超新星爆発の壮大な残像

M1 (おうし座のかに星雲) VesperaⅡ 2025年1月2日撮影
撮影者 静岡県Jhosua氏
フィラメントの複雑な会場の広がりや色彩が表現されています
■特徴と成り立ち
M1「カニ星雲」は、おうし座に位置する超新星残骸で、1054年に
観測された超新星爆発の名残です。
約6,500光年彼方で発生し、直径は約11光年にも広がっています。
中心には毎秒30回も回転する中性子星(カニ・パルサー)が輝き、
青白い光を放っています。
■色彩美とダイナミズム
撮影した画像には、フィラメント状に広がるオレンジや青・緑色が
浮かび上がり、宇宙の壮大な爆発の歴史を感じさせます。
高速で広がるガスや塵の複雑な模様は、まさに「宇宙の芸術」。
VesperaⅡで長時間観察すると、その構造の細やかさまで写し出
されました。
■魅力ポイント
・人類が記録した超新星と直結する歴史
・複雑かつ色彩豊かなフィラメント構造
・中心パルサーが生み出す神秘的な青い光
M45(プレアデス星団/すばる):冬空に光る青い宝石箱

M45(おうし座のプレアデス星団) VesperaⅡ 2025年1月5日撮影
撮影者 静岡県Jhosua氏
眼視、双眼鏡、望遠鏡、天体写真いずれも楽しめる
星団です。
美しい青白い星々と青白いベールの様な雲の広がり
が美しいです。
■特徴と歴史
M45は**すばる(プレアデス)**の名前でも親しまれる、
最も有名な散開星団。
約444光年先にあり、約1000個超の若い青い星たちが直径
約13光年の空間に集まっています。
中でもひと際明るい7つの星は「七姉妹(セブンシスターズ)」
と呼ばれています。
■神秘的な青いベール
撮影した画像には、青白い星々とそれを包む反射星雲の「青い
もや」が広がり、光と塵が織りなす幻想的な情景。
VesperaⅡの高感度で淡い雲のような構造まではっきり写し出
せます。
■魅力のポイント
・肉眼でも楽しめる美しさと迫力
・伝説や神話を生んだ冬の代表的星団
・青く輝く星と反射星雲が生む宝石のような輝き
M78(オリオン座反射星雲):新しい星が生まれる星のゆりかご

M78(オリオン座の散光星雲) VesperaⅡ 2025年1月5日撮影
撮影者 静岡県Jhosua氏
オリオン座の三つ星付近に輝く小型の散光星雲
意外に明るく小望遠鏡でも楽しめる星雲です。
■特徴と神秘
M78はオリオン座に輝く反射星雲で、約1,350光年先に
あります。
「反射星雲」とは、星の光が塵に反射して青白く輝く現象。
内部には生まれて間もない若い星(Tタウリ型変光星など)
が集まり、星生成の現場“ゆりかご”としても有名です。
■青い反射光の美しさ
撮影したM78には、非常に淡いブルーの光が印象的で、
背景の暗闇と対照的。
高感度で長時間露光すると、塵のベールの奥までしっかり
写せました。
■魅力のポイント
・反射による淡い青い光の神秘
・星の誕生現場を間近で観察できる
・撮影条件によって表情が変わる奥深さ
VesperaⅡの購入先の紹介
VesperaⅡ、Vesperaは、アマゾンの販売サイトから
購入できます。
購入希望や興味のある方はこちらのリンクをご利用
ください。
VesperaⅡの購入はこちらからできます
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まとめ
スマート望遠鏡VesperaⅡは、簡単な操作ながら本格的な
天体撮影が楽しめる画期的な機材。
冬の代表的なM1、M45、M78は、その魅力的な姿を余す
ことなく見せてくれます。
星空撮影や観察記録は、日々の忙しさを忘れて壮大な宇宙に
想いを馳せるひとときとなるはずです。
写真提供して頂いた静岡県のJhousa氏に誌面にて感謝
します。

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