夜半を過ぎるともう夜空には、夏の星座が見えます。
へび座やへびつかい座には明るい球状星団が多い場所です。
星空を彩る球状星団。
その中でも「M5(へび座)」と「M12(へびつかい座)」は、
観測・撮影どちらでも人気の高い対象です。
今回は、VesperaⅡを使った撮影体験を交えつつ、それぞれの
球状星団の特徴と魅力をご紹介します。
タイトル画像 M5 球状星団 VesperaⅡ 2025年6月5日
撮影者 静岡県 Jhosua氏
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M5(へび座の球状星団)の特徴と魅力


M5 球状星団 へび座 VesperaⅡの撮影 2025年6月5日撮影 撮影者 静岡県 Jhosua 氏
- ■明るさと大きさ
M5は全天一と名高いM13に匹敵するほど明るく(5.7等級)、 - 視直径も23分と大きい球状星団です。
- 双眼鏡でもその存在をしっかりと捉えられるため、初心者
- にもおすすめの対象です。
- ■見た目の印象
星々の粒が大きく、中心部は非常に密集して明るく見えます。 - 倍率を上げると、星のツブツブ感が際立ち、観察していて飽
- きません。
M13よりも楕円形気味で、「ハエやミツバチのようだ」と評 - されることもある個性的な姿も魅力です。
- ■撮影の楽しさ
写真にすると、星の密集感と立体感が際立ちます。星雲と - 違い、直接観察してもがっかりしない対象で、撮影にも
- 観望にも適しています。
M12(へびつかい座の球状星団)の特徴と魅力


M12 球状星団 へびつかい座 VesperaⅡの撮影 2025年6月5日撮影 撮影者 静岡県 Jhosua 氏
M12は、へびつかい座に位置する球状星団で、M5に比べる
やや控えめですが、その魅力は別の角度にあります。
- 明るさと大きさ
- 視等級は約6.7等、見かけの大きさは約16分角と、M5より
- やや大きく見えますが、星の密集度は緩めです。
- 中心部がやや崩れた印象で、星が分離しやすく、観望初心者
- にも優しい星団です。
- 観望の楽しみ
- 倍率を上げると、星がバラバラに分かれる様子が楽しめます。
- 球状星団の中でも「緩いタイプ」として知られ、星の集まり
- 具合の違いを観察するのも面白いです。
VesperaⅡでM5・M12を撮影
Vaonis社のVesperaⅡは、自動追尾・自動撮影が可能な
スマート望遠鏡で、初心者でも簡単に天体写真を楽しめ
ます。
- M5の撮影体験
- VesperaⅡの自動追尾機能により、M5の大きな姿を
- しっかり捉えられます。
- 短時間の露出でも中心の明るさや星粒の美しさが再現
- でき、都会の空でも十分に楽しめます。
- 画像処理ソフトで色補正やノイズ除去を施すことで、
- より美しい仕上がりに。
- M12の撮影体験
- 緩い星の集まり具合がVesperaⅡの広視野でよく
- 分かります。
- 星が分離しやすいため、個々の星の輝きや色味も確認
- でき、球状星団の多様性を感じられます。
まとめ
M5は明るく大きく、星の密集度が高い「優等生」タイプの
球状星団。
M12は緩い星の集まりが特徴の「個性的」な星団。どちらも
観望や撮影の楽しさが詰まっています。VesperaⅡなら、初
心者でも手軽に美しい天体写真を撮ることができ、星空観測
の幅が広がります。
あなたもVesperaⅡでへびつかい座の球状星団
を撮影してみてください!
撮影画像の提供を頂いた静岡県のJhosua氏には
誌面にて感謝します。
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