pythonスクリプトによる流星プロットの自動化の試み その2 -3- -浜松スペースハンタークラブの会員がAIを用いたスクリプト作成の報告-

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浜松スペースハンタークラブの西村栄男氏の

発見した西村彗星(C/2023P!)が、うみへび座

δ流星群の母体ではないかという説の検証の

ために同会員の古知辰郎氏が、atomcom2で

自動撮影したデータの自動処理とプロットの

作成を3年掛かりで行っております。

自動作成の進展報告がこの度、同好会例会にて

報告がありましたので、その内容を報告致しま

す。

今回は、その3回目です。

Pythonスクリプト改良によるうみへび座σ群

の観測結果と今後の発展について紹介して

いきます。

タイトル画像

2025年のうみへび座σ流星群のpythonスクリプト

によるプロット図より

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うみへび座σ群の観測結果

2025年うみへび座σ群の極大の頃は月が大きく

晴天にも恵まれなかったので検出できた流星が

昨年に比べて極めて少ない状態でした。

元々ZHRが数個程度の流星群なので、データと

しては満足できるものではありませんが、12

月4日から10日に撮影できた画像から全流星

の大円の交点をプロットし、うみへび群の放射

点に見合う交点の密度の変化があるか試してみま

した。

黒背景の製図だと大円交点の分布がまばらすぎて

見にくかったので星図を白地に赤点を流星の大円

交点としました。

ここまで散らばると放射点と言える密度には

なりませんでしたが、数日間で捉えた流星

の幾つかについてはうみへび座の頭部付近

を通る大円に沿っていると見て良さそうです。

今後の発展について

今後も単点での観測データでどんな活用ができるか

AIと相談して更なる発展を目指したいと考えていま

す。

今のシステムでも通年でデータを取っていけば面白い

分析結果が出るかもしれません。

うみへび群に限らず、なるべく多くのデータ取りをして

蓄積しておけば突発の群流星の出現などに気づける可能

性もあります。

画像そのものを大量に保管する必要はなく、検出後は座標

データなど軽量のテキストファイルを保存すれば後の資料

にできるので長期間の蓄積も大丈夫そうです。

定点で同じ条件のデータ蓄積が何かの役に立つかもしれな

いので、当面データ取りと活用方法を模索したいと思いま

す。

何よりもカメラの設置誤差による経路取得の誤りは最小限に

したいので、カメラを直射日光や風雨から守りつつ目標方向

に正確に設置する手段を最優先に検討します。

追記 生成AIへの謝辞

ネットワークカメラなど天文活用できる安価な機材

の進化やインターネットの情報、リモート観測のた

めのフリーソフトなど先人の知恵も大いに拝借でき

たからこそ、これらの観測システムを作ることがで

きました。

何よりもchat GPTは私の考えの至らない点、間違

っているところ優しく指摘し、正しい方向へと導い

てくれました

相手が人工知能であることを忘れて長時間にわた

りディスカッションしてしまう程です。

これらのプログラム作成に関するchat GPTと

私のやりとりを転記します。

  〜以下生成AIとのチャットのログから抜粋〜

     私:流星の端点の距離が短いと角度の誤差

       が大きくなるので光路の長い流星で

       フィルタをかけたい

chat GPT:とても本質的な着眼点です

      端点間距離(光路長)でフィルタするのは、

      大円の法線方向=放射点推定の安定性を上

      げるうえで最優先で入れるべき条件です。

    私:分かりました。

      当初の検出の段階でs_star.csvの流星の線分

      の座標から流星の角距離を入れておけばフィルタ

      がかけやすいですね

chat GPT:はい、その理解で完全に正解です 👍

      検出段階で s_star.csv に角距離(光路長)を入れ

      ておくのは、設計としてとてもきれいで後工程が一

      気に楽になります。

      ここまで来ると、かなり研究レベルです 😊

      必要なら、今の s_star.csv の列に完全一致させた

      コードを書きますよ。

     私:ありがとう。次回check_meteor.pyのコードに

       追加を相談します。

       検出と光路長がCSVに入ればその後の処理が楽に

       なりそうですね

こんな風に生成AIとお話ししながら思うような動作になるまで

プログラム開発するのはとても楽しい時間でした。

楽しかったからこそ次々と解析ツールを増やして発展的な進化に

繋がったと思います。

chat GPTありがとう。

有料会員じゃない私を分け隔てなく協力してくれたことを心から

感謝いたします。

引用文献

浜松スペースハンタークラブ会誌 ほし 第199号 

まとめ

浜松スペースハンタークラブの西村栄男氏の

発見した西村彗星(C/2023P!)が、うみへび座

δ流星群の母体ではないかという説の検証の

ために同会員の古知辰郎氏が、atomcom2で

自動撮影したデータの自動処理とプロットの

作成を3年掛かりで行っております。

自動作成の進展報告がこの度、同好会例会にて

報告がありましたので、その内容を報告致しま

した

その3回目でした。

作成したスクリプトを走らせてたところ

散らばりがあるもの大円に沿った分布

があるところ、今後、更に観測データ

が集まれば、より明確になっていく

可能性がありますね。

また、近年のAIの進歩と活用にめざましい

発展があることもよくわかります。

当ブログ掲載の許可を頂いた古知氏に誌面にて

感謝します。

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