夜空に輝く星の世界には、個性あふれる星雲星団が数多く
存在します。
今回は、系外銀河を紹介します。
NGC 6946、NGC7332、NGC7339はそれぞれユニー
クな個性を持つ渦巻銀河で、天体観測や撮影において非常
に魅力的な対象です。
近年話題のスマート望遠鏡Seestar S50で、銀河の実際の
撮影画像をお届けします。
タイトル画像 NGC6946 SeestarS50
2025年6月16日撮影
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NGC6946(花火銀河)の特徴と魅力

NGC6946 ケフェイス座の花火銀河 SeestarS50 2025年6月16日撮影
NGC6946は、ケフェウス座とはくちょう座の境界
付近、約2,250万光年先に位置する中間型渦巻銀河
です。
その姿は「花火銀河(Fireworks Galaxy)」とも
呼ばれ、過去100年で10個もの超新星爆発が観測さ
れたことでも有名です。
活発な星形成活動が銀河全体に広がり、赤いHα輝線
領域や青い若い星の光が織りなすカラフルな様子は、
撮影者にとって大きな魅力となっています。
見かけの明るさは約9等級、視直径は約11.5×10分
角と比較的撮影しやすいサイズです。
真上から見た渦巻構造や、銀河全体に広がる星形成
領域を高感度撮影で描写できます。
Seestar S50なら、星雲モードでスタッキング効果
を生かし、鮮やかな腕や中心部の微細な構造を捉え
られます。
「花火銀河」の名の通り、星の誕生と死が繰り返される
劇場のようなダイナミックな美しさを堪能できます。
NGC7332の特徴と魅力

NGC7332(上)7339(下) ペガスス座の系外銀河 SeestarS50 2025年6月16日撮影
NGC7332は、ペガスス座に位置するレンズ状銀河(S0型)
です。
約6000万光年先にあり、形状は細長く、端から見たディス
ク構造が特徴的です。
銀河中央には明るい核があり、エッジオン(真横)から見た
独特のシルエットが、観察者に強い印象を与えます。
同じ視野にあるNGC7339とともに「ペガスス銀河ペア」
として親しまれており、二つ並ぶ姿は撮影でも人気の構図
です。
レンズ状銀河特有の滑らかな輝きと、淡い外縁部のコント
ラストの美しさが観察の醍醐味です。
Seestar S50の広い視野では、NGC7332と周辺星々、
ダスト帯の微細なグラデーションまで表現できます。
秋の夜長にペガスス座をたどると、スマート望遠鏡が引
き出す系外銀河の静謐な魅力に心が惹きつけられます。
Seestar S50での系外銀河撮影のコツ
Seestarアプリの天体検索機能を使って銀河名を入力し、
自動導入で簡単に目標天体を画角中央に誘導できます。
30秒ごとのスタッキングを重ねることで、淡い銀河構造
までくっきりと表現できます。
撮影後はアプリ内で画像調整や明るさ補正を行い、各銀河
の美しさを最大限に引き出すのがおすすめです。
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撮影のコツまでを網羅。
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まとめ
今回は、SeestarS50で撮影した3つの系外銀河について
紹介しました。
系外銀河の観察は、宇宙のスケール感や進化の歴史を肌で
感じる貴重な体験となります。秋から冬にかけて、ぜひ
Seestar S50による撮影にチャレンジしてみてください。

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