銀座ソニーパークビル(Ginza Sony Park)
で開催中の「マガジンハウス博 “銀座から世
界へ”」は、本日10月25日(土)に最終日を
迎えました。
創立80周年を記念して、1945年創刊の『平凡』
から始まる雑誌文化の軌跡を五感で体験できる
特別展です。
このマガジンハウスのイベントに参加しました。
その2回目のレポートです。
今回はマガジンハウスの作家さんによる
オリジナル企画の紹介とマガジンハウスの
創刊号の展示風景を紹介します。
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展示テーマとコンセプト
本展のテーマは「銀座から世界へ」。
終戦直後の銀座で創刊された『平凡』を起点に、「人間を
大切に」「創造を大切に」「読者を大切に」という三つの
理念のもとで築かれた80年の編集の歴史が紹介されていま
す。
展示全体は「余白」をキーワードに構成され、情報とデザ
インの間にある“創造の余白”を体感できる空間となってい
おります。

地下1階(B1):マガジンハウスショップ&ポップアップを紹介
ソニーパークビル(Ginza Sony Park)地下1階の
「マガジンハウス博:マガジンハウスショップ&ポッ
プアップ」は、展示と物販が融合した“体験型カルチ
ャースペース”として構成されています。
主な特徴
このフロアは、『Hanako』や『クロワッサン』など
マガジンハウス人気誌の世界観を再現したショップ群
が並び、それぞれが個性豊かな雑貨やスイーツ、限定
コラボ商品を展開しています。
また、編集部とのコラボによる期間限定プロダクトや
英語版特集号の販売など、国内外の来場者に開かれた
内容となっています。
注目の展示&ポップアップ
岡崎京子『pink』コーナーでは、片岡メリヤスとの
コラボによる14種のハンドメイドぬいぐるみ(各一
点物)を展示・販売し、原作世界を再現した撮影ス
ポットが併設されています。
スイーツ「ノーレーズンサンドウィッチ」やオリジ
ナル日めくりカレンダーが人気を集め、可愛らしい
展示空間と写真映えする装飾も魅力です。
プレゼント(1万名)や、minä perhonen・菓子工房
ルスルスなどとのコラボクッキー缶、銀座ぶどうの木と
開発した新作スイーツ「ティラミスショコラサンド」の
先行販売も実施されています。
魅力と空間演出
B1階全体が“雑誌文化の現在進行形”をテーマに、バザーの
ようなにぎやかさと編集室の感性を併せ持つスペースとして
設計されており、ショッピングだけでなく、作品や世界観を
“体験する”楽しみ方ができる点が最大の魅力です。
特に、雑誌を通じたクリエイターの感性や編集部の遊び心が
随所に感じられる演出が施され、写真撮影やSNS投稿にも
最適なスポットとして注目を集めています。
カッパモチーフTシャツが特徴の展示
漫画家・宮崎夏次系の作品『カッパのカーティと祟りどもの愛』
とファッションブランド「TOGA」とのコラボレーションアイテ
ムが販売されています。
このTシャツは、作品の幻想的で少し不気味なカッパのキャラクタ
ーを大胆にデザインに取り入れたもので、ストリート感とアート性
を融合させた印象的な仕上がりです。
TOGA特有のモードなカッティングや素材使いが活かされており、
単なる漫画コラボを超えた“アートTシャツ”として楽しめます。




岡崎京子『pink』の展示
岡崎京子の代表作『pink』(1989年初出)の“痛みと愛”が
込められたストーリーから着想を得て、片岡メリヤスが一点
一点手作りした14体のぬいぐるみを展示。
ぬいぐるみはキャラクターごとに異なる個性&色彩。
作品世界への没入感が高い展示デザインで、ファンにはたまら
ない撮影スポットやグッズ販売つき(なくなり次第終了のため
お早めに!).





ほしよりこ『猫村さん』の展示
連載20周年を記念した猫村さん展示は、キャラクター
の温かさとシュールなおかしみを表現する原画風パネ
ルや“猫村ワールド”の再現空間で癒し効果抜群。
「ノーレーズンサンドウィッチ」限定2種や日めくり
カレンダーなど、珍しいコラボグッズ販売も。
ファン向けの撮影コーナーもあり、SNSで猫村さんと
一緒の写真がシェアできます!




私が展示を見に来たときには、猫村さんとの
コラボサンドイッチの商品は完売しておりま
した。
B2階「マガジンハウス出版本の創刊号が展示」
地下鉄へ続くブロムナードにあるコンクリートのベンチ
にある小型なショールームには、マガジンハウス出版の
それぞれの創刊号が展示されていました。





まとめ
「マガジンハウス博」は、単なる回顧展ではなく
“編集の未来”を提示するイベントです。長い歴史
を持つ雑誌の創刊号が、デジタル時代の来場者と
出会うその瞬間、雑誌は「読むもの」から「体験
するもの」へと姿を変えています。
銀座の地で育まれた創造と余白の精神が、次の80年
にどう展開するのか。その予感を味わえる、文系カ
ルチャーの宝箱のような空間です。
今回のマガジンハウスの展示の魅力や雰囲気が少し
でも体感できて頂けたら幸いです。
マガジンハウス博では、特別展として芸術家の村上
隆氏の展覧会も開催していました。
次回は、その展示会の様子を紹介したいと思います。

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