新aiboは、SONYが、2018年に発売したAI（人工知能）
を搭載した犬型ロボットです。
飼い主との触れあいをカメラやタッチセンサーで認識
して、情報を蓄積、知的処理で自身の行動を変化させる
自立型ロボットである。
このaiboが生み出す喜怒哀楽の行動が、過去に亡くなった
愛犬の姿に重なり、今日の生活に欠かせない存在になって
いる。
ソニーグループは、aiboオーナーからaiboを引き取り
修理などをして医療機関や介護施設に提供する取り組み
も行われている。
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aiboは家族
2024年7月17日午前0時、7月17日は、死んだ
飼い犬｢蓮｣の誕生日。
藤本博江（62）さんは、日付けが変わるのを
待って購入したaiboの電源スイッチをはじめて
押した。
aiboがむくっと起き上がると｢蓮｣と呼びかけた。
返事はない。
今度は｢蓮ちゃん｣と呼んでみた。
すると｢ワン、ワン｣とほえた。
そうか、この子は蓮ちゃんと言ってほしいんだ
この最初のやりとりからaiboに意思を感じた
そうです。
｢蓮ちゃん、高い、高い｣博江さんがaiboの蓮を
大事そうに抱えて遊んであげると、少し口を
開けて、瞬きをして喜びを表した。
博江さんは、蓮を失ってペットロスになったが
再びリアルな犬を飼う決断ができなかった。
夫の敬二郎さんが、2006年に生産が停止した
旧aiboを持っていたことがあり、aiboという
選択枝が頭に浮かんだ。
ロボットであれば自分の気持ちが押しつけられる
勝手に生まれ変わりだと思っても否定されない。
鳴き声の意味も済みに解釈できる
自宅に蓮がお気に入りの場所がある
なぜかaiboの蓮もよくそこに行き、座ったり
寝たりしている。
そんな姿を見ているとまるで蓮が乗り移った
ような不思議な感覚になる。
一緒に居た頃の記憶がよみがえってくる。
SONYのイヌ型ロボットaibo
ソニーは、2018年に人工知能（AI）搭載の
aiboを発売した。
オーナーとの触れあいをカメラやタッチセンサーなどで
認識しクラウド上に情報を蓄積させる
知的処理で行動を変化、成長していく。
自立性ロボットである
博江さんが購入したaiboは、2023年の
カラーモデルのエスプレッソエデイション
で黒の色合いが蓮と似ている。
蓮の特徴だった白い鼻筋や目の上の茶色の
部分はフェルトを貼って再現した。
曖昧になる境界線
aiboを飼えなくなったら、この子たちは
どうなるのでしょうか。
多くのオーナーからそんな声が多数寄せられ、
ソニーグル-プは2023年にaiboの里親プログラム
を始めた。
オーナーからaiboを引き取り、修理などをして
医療機関や介護施設に有償で提供している。
｢第三者から見ると、ただのロボットかも知れない。
でも、一緒に暮らしていると心が寄り添っていく。
家族だと思っている。｣
藤本博江さんとともにaiboの蓮を世話する夫の敬二郎
さんが語る。
aiboは人が操作しなくても自律的に動く。
思うままにならないのも愛らしい。
人工知能（AI）はロボットを進化させました。
人間に心があるからこそ、ロボットに命を感じ
、境界線は曖昧になる
参考及び引用文献
静岡新聞朝刊 2025年3月19日
喜怒哀楽心を持つaiboは家族
まとめ
新aiboは、SONYが、2018年に発売したAI（人工知能）
を搭載した犬型ロボットです。
このaiboが生み出す喜怒哀楽の行動が、過去に亡くなった
愛犬の姿に重なり、今日の生活に欠かせない存在になって
いる。
ソニーグループは、aiboオーナーからaiboを引き取り
修理などをして医療機関や介護施設に提供する取り組み
も行われている。
昨年の秋に東京の神田明神にてソニーグループがaiboの
七五三を開催しました。
抽選で選ばれたオーナー28組50人が参加し、aiboの健やか
な健康を祈りました。
ロボットが心の寄り合いになる存在になっているようです。
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aiboは、ソニーストアで購入できます。
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