アルツハイマー病の治療と検査に光が見えてきてる! アミロイドベータがカギのようである。

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認知症の中で、最も患者数の多い病気がアルツハイマー病です。

国内でも認知症患者は、2020年で600万人を越え

そのうち7割がアルツハイマー病である。

アルツハイマー病には、有効な治療法が確立していなかったの

ですが、ここ最近、このアルツハイマー病の治療に有効とされる

治療薬の開発やそのための検査測定法の認可が行われ話題に

なっている。

認知症の治療薬が日本企業から開発された。

最近、認知症の一種、アルツハイマー病の治療薬を巡って

大きな動きが起こっています。

日本の大手製薬会社のエーザイと米国バイオ医薬品大手のバイオ

ジェンが協同開発した新薬「アデュカヌマブ」が米国で承認される

動きがありました。

日本の厚生労働省でもこの新薬の認可申請を行っております。

認知症について

認知症は、脳の病気や障害で認知機能が低下して日常生活に支障が

出てくる状態になる事です。

認知症で、最も患者数が多いのがアルツハイマー病です。

もの忘れから発症して仕事や日常の事で失敗が増える。進行すると

一人で食事ができなくなったり歩行困難になります。

国際アルツハイマー病協会は世界の認知症患者は5千万人で今後

2050年には1億5200万人まで増えると予測されている。

厚生労働省の推計によると国内の認知症患者は20年に600万人、

25年には700万人に達する

このうちアルツハイマー病が70%を占める。

アルツハイマー病の発症機序

脳内には情報を伝える神経細胞が多数存在する。

この神経細胞に発症の10-20年以上前よりアミロイドベータという

蛋白質が異常に蓄積し神経細胞に障害を起こします。

病理学組織学的には脳組織に老人斑が形成される。

また、神経細胞の中にタウ蛋白質が蓄積され神経原線維変化が見られる。

このような神経細胞の変性が進行して神経細胞の死滅、脳組織の萎縮が

生じていきます。

認知症の治療薬

これまでの治療薬は脳内の神経伝達物質の量を増やす等の症状を和ら

げる薬だけでした。

日本の製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェンが共同

開発したアデユカヌマブは脳内のアミロイドベータを減少させて

病気の進行を抑えることが期待されています。

病気の根本である異常なたんぱく質に作用する薬は初めてである。

薬の効果を疑問視する声も上がっています。

今後、薬の有効性を確認する検証試験の実施やエーザイは

今回の新薬以外にもアミロイドベータを除去する薬の開発

を進めています。

 治療薬の他にも、この血液中のアミロイドベータ蛋白を

微量測定してアルツハイマー病の早期発見、早期治療

を行う検査法の認可もおりています。

まとめ

不治の病とされるアルツハイマー病の原因となる

アミロイドベータ蛋白の蓄積の除去に

有効な新薬が開発されました。

今後、この治療薬の有効性の検証が行われていきます。

また同じ効果のある新薬の開発も行われている。

このアミロイドベータ蛋白を血液を試料に用いて

検査ができるようになりました。

次回はこの血液中アミロイドベータの分析検査について

紹介します。

参考及び引用文献 静岡新聞 Yomoっと静岡 2021年6月27日 

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