昨年から明るくなると話題の紫金山･アトラス彗星が、
太陽面を通過後、西の空に見えるようになると予報
通り、肉眼で尾を伸ばす姿が見える大彗星になりま
した。
本日は、明るく尾を伸ばした同彗星の姿が最も美し
かった10月14日から15日の浜松スペースハンター
クラブの会員による撮影画像を紹介します。
タイトル画像 紫金山･アトラス彗星
撮影者 静岡県 小和田稔氏
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10月の紫金山･アトラス彗星
昨年から明るくなると話題の紫金山･アトラス彗星は、
近日点を通過後、10月12日に地球に最接近しました。
10月13日頃から、西の低空にて肉眼でも尾を伸ばす
大彗星に姿を見せてくれました。
浜松スペースハンタークラブの会員が、その姿を撮影
しました。
10月14日から15日の紫金山･アトラス彗星
10月14日（左）から15日（右）の紫金山･アトラス彗星
撮影者 静岡県 金子静夫氏
撮影者のコメント及び撮影条件
記念にと思い、夕空の彗星を撮影してます。
10/13は小笠山運動公園で2、3枚撮れましたが
サッカー場の夜間照明がつくので場所は失敗で
した。
10/14は、五明の茶畑で撮影してみました。
もっぱら自宅PC撮影なのでレリーズもないため、
手押しミラーアップ撮影で頑張りました。
撮影中、千葉の友人がスマホ（iPhone）で撮れたと喜んで
送ってきましたが、住宅街なのに尾が良く写っている画像
にはビックリです。
昨日10/15も撮影していると、夫婦で彗星を見に来たよう
で、近づいてきて「見えますか？」と尋ねられたので、
「スマホでも写る様ですよ」と教えたら、すぐ撮れて
感激してました。
Andoridスマホの私には、羨ましい限りです。
今日、ようやくコンポジットして、iPhoneより見栄え
のする画像が出来ました。
一応14日のアンチテイルは浮き出てました。
15日は尾の幅が細く長くなってる様ですね。
＜撮影データ＞
（左）2024/10/14 18h14～18m 露出約25s（2～3s X 10枚）
（右）2024/10/15 18h04～12m 露出約13s（0.5～1s X 19枚）
機材：Canon EOS6D + Contax f85mm F2.8
10月14日の紫金山･アトラス彗星 撮影者 静岡県 小和田稔氏
撮影者のコメント及び撮影条件
紫金山・アトラス、当初の予想通り見事な姿を見せてくれ
何よりでしたね！
私も、12日は自宅25㎝で頭部のみ、13日は中田島海岸で
（肉眼では見えず）14、15日は森町にて楽しみました。
特に14日は好条件に恵まれて長く伸びた尾に大感動!!、
でした。
固定撮影でこれだけの尾が写るのは、実に久しぶりですね。
撮影日 10月14日
EOSKiss7i NIKON50㎜F1.4→F2.8 ISO800 5sec×3コマ
固定撮影
まとめ
話題の紫金山･アトラス彗星が、太陽から離れ、
西の空に見えるようになりました。
10月14日には、肉眼でも長い尾がわかる
大彗星になりました。
今回は、浜松スペースハンタークラブの会員が、
最もよく見えた10月14日、15日の画像を紹介
しました｡
美しい尾を伸ばす彗星の姿をお楽しみください。
紫金山･アトラス彗星の撮影写真の掲載許可を
頂いた浜松スペースハンタークラブの会員の
皆様に誌面にて感謝します。
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