今回は、静岡県のアマチュア天文家
の掛井亘氏が、超新星捜索中に不思
議な移動天体を捉えた手記をご紹介
します。
超新星捜索中に見えたミステリアス
な天体現象です。
その手記の後半になります。
タイトル画像
静岡県の掛井亘氏が捉えた不思議な
光跡(画像下側)
上の輝星 おとめ座BK星
NGC4480 画面中央
撮影者 掛井亘氏
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謎の光跡について
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ここより掛井亘氏の手記になります。
朝になってOno氏に画像を添付してMessenger
で連絡。
「ngc4480撮像したら画像下に 変なものが写り
ました。
見ていると太い線が徐々に動いて動きの遅い人工
衛星だと思ったら、急に北にカーブして。
1枚目は4分くらいの露出で途中の画像。(左)
2枚目は画角変えないで1枚目の途中からも(右)
含めての画像。
3枚目は少し画角動かして撮像した物。
3枚目には写っていないから虚像だろうけど、
久しぶりに頭捻りました。」と連絡。
Ono氏からは「光の線はペロリンガ人」と
ウルトラセブン好きの氏らしい「円盤が来た」
のエピソードからのジョークで返してきた。

(3分28秒秒で一旦保存した画像)左画像
(引き続き撮像し4分56秒で終了)右画像

そして最初の画像を終了し、ほんの少し
位置を動かし80秒撮像したものが上図と
なる。
最初の2枚に写っている奇妙なカーブを
描く光跡は見当たらないし、光跡の続き
となる像も見当たらない。
さて、ではこの光跡は何者であろうか?

2日後この光跡について原稿にすべく再度一連
の画像を見ると、NGC4480 銀河の北、ちょう
ど画面の最上部に輝星が認められる。
最初に掲げた星図からも分かるようにおとめ座
BK星で8.2等級の変光星である。
一見暗い星に見えるが、撮像するとこのくらい
明るく写る。
常識的に考えてこの星のゴーストがスタックと
ともに動いたと考えるのが自然である。
ただし確認用の2枚目には影も形もない。
ゴーストとも言い切れずモヤモヤだけが残る。
もしくは内面反射の類か、はたまた時折画像内
をサッと流れる電気的(?)なノイズの類であ
ろうか?
今回原稿に上げはしたものの、その正体の究明
までは至らなかった。
しかし 8 秒の露出でスタックする度にニョロ
ニョロと動く光跡に、天体観測とは一筋縄で
は行かない異次元の世界だと感じたものであ
る。
機材データ:15cmL(F4)SV405CC(モノ
クロ仕様) コマコレクター使用 2026/03/21
26h05m~26h08m 8秒×26(8秒×37)、
8秒×10 *現象から時間がかなり経っていて
記憶がおぼろげなのはご容赦ください。
天文同好会会誌「浜松スペースハンタークラブ」
会報第200号より引用
まとめ
今回は、静岡県のアマチュア天文家
の掛井亘氏が、超新星捜索中に不思
議な移動天体を捉えた手記をご紹介
しました。
超新星捜索中に見えたミステリアス
な天体現象です。
その後半を紹介しました。
当ブログに手記の掲載を承諾して頂いた
掛井氏に誌面にて感謝します。

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