天体写真用鏡筒として注目を集めて
いる「Askar FRA400」
口径72mm・焦点距離400mmという
コンパクトな設計ながら、フラットナー
内蔵の5枚玉構成により、本格的な星像
を実現するアストログラフです。
遠州天体写真愛好会の田代貞氏による
作例として、M45(プレアデス星団)
、M8(干潟星雲)、M20(三裂星雲)
の撮影結果をご紹介します。
「小口径・軽量なのに写りは本格派」と
いうFRA400の実力を、田代さんの
実際の撮影画像にてご紹介していきます。
タイトル画像
M45(プレヤデス星団)撮影者 田代貞氏
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Askar FRA400の魅力と特徴
天体写真用の鏡筒を探していると、性能だけで
なく「扱いやすさ」や「持ち出しやすさ」も気
になってきます。
そんな中で注目したいのが、Askar FRA400です。
コンパクトな設計ながら、本格的な撮影にも十分
応えてくれる、非常にバランスの良いアストログ
ラフです。
FRA400は、口径72mm、焦点距離400mm、F5.6
という扱いやすいスペックを備えたフラットフィール
ド設計の鏡筒です。
5群5枚のレンズ構成を採用し、2枚のEDレンズによっ
て色収差を抑えながら、星像のシャープさをしっかり
確保しています。
さらにフラットナーを内蔵しているため、周辺まで
像が整いやすく、フルサイズ撮影にも対応しやすい
のが大きな魅力です。
実際の使い勝手もよく考えられています。
3インチ級のしっかりした接眼部に加え、マイクロ
フォーカス機構や360度回転できるカメラ回転装置
を搭載しているため、構図合わせやピント調整がし
やすく、撮影時のストレスを軽減してくれます。
伸縮式フードやハンドルも備わっており、持ち運び
や設置のしやすさにも配慮されています。
また、天体写真だけでなく、眼視観測にも使えるの
がポイントです。アイピースアダプターが付属して
いるので、撮影と観望の両方を楽しみたい人にも向
いています。
さらに専用の0.7倍レデューサーを使えば、焦点距離
280mm、F3.9まで短縮でき、より明るくスピーデ
ィーな撮影にも対応可能です。
本体重量は約2.6kgと比較的軽量で、機材全体をコンパ
クトにまとめやすいのも魅力です。
大がかりな機材を組まずに、気軽に高品質な星像を狙
えるため、遠征撮影はもちろん、自宅ベランダでの撮
影にも使いやすいでしょう。
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M45 プレヤデス星団

M45
-2022.11.26-FRA400-4min25mai
撮影場所 竜頭山
■ M45(プレアデス星団)
青い反射星雲が広がるM45は、光学性能
の差がはっきり現れる対象です。
FRA400では、画面中心から周辺まで星像
の崩れが少なく、点像がしっかり保たれて
います。
青い反射星雲の淡い広がりも滑らかに描写され
ており、星のにじみを抑えつつ星雲の繊細な構
造を表現しています。
特に周辺像の安定感は、フラットナー内蔵設計の
恩恵を強く感じるポイントです。
M8 (干潟星雲) M20 (三裂星雲)

M8 M20-2022.8.18-FRA400-3min24mai
撮影場所 静岡県 五和
■ M8(干潟星雲)
夏の代表的な散光星雲であるM8では、
赤いガスと暗黒帯のコントラストが重
要になります。
FRA400はF5.6の明るさながら、コン
トラストの高い描写を実現。
中心部の複雑な構造や、周囲の淡いガス
の広がりまでしっかりと捉えています。
小口径ながら情報量が豊富で、階調の豊
かさも印象的な仕上がりです。
■ M20(三裂星雲)
M20は、赤い散光星雲と青い反射星雲が
同時に楽しめる美しい対象です。
本作例では、赤と青の色分離が非常に良好
で、三裂構造のダークレーンも明瞭に描写
されています。
星像のにじみが少ないため、星雲本体のディ
テールを損なわない点もFRA400の大きな
強みです。
いずれも、静岡県でも、郊外の星のきれい
に見える場所での猿栄ですが、そのためか
より光学系の性能がより発揮しているよう
です。
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FRA400の購入は
Askar FRA400は、利用しやすい楽天やアマゾン
から購入可能です。
購入リンクを紹介しました。
楽天からは
Amazon からは
みをつくし文化センターで写真展開催中
今年も例年通り、みをつくし文化センターで
天体写真展「星空浪漫2026」が開催中です。
田代さんの撮影した作品の数々も実際に見れま
す。
お近くの方はぜひ、どうぞ。
開催日程
5月30日(土) 12:00~21:30
5月31日(日)~ 6月13日(土) 9:00から21:30
6月14日(日) 9:00 ~17:00
会場 みをつくし文化センター
浜松市浜名区細江町気賀369
駐車場有
入場料無料

まとめ
Askar FRA400は、単なる入門用にとどまらない
“実戦型アストログラフ”と言える存在です。
田代氏の作例が示す通り、小型軽量でありながら、
星雲の繊細な構造や色彩をしっかりと描き出す性
能を備えています。
遠征撮影から自宅での気軽な撮影まで、幅広いシーン
で活躍できる一本として、非常に完成度の高い鏡筒で
す。
次回も、田代氏がFRA400で撮影した星雲星団の撮影
写真の数々をご紹介します。
撮影画像を提供して頂きました田代氏に紙面にて
感謝致します。

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