Seestar S50 Proのアップデートにて使える
ようになった「星座モード(天の川・星座撮
影モード)」での流星自動検出機能がありま
す。
9月22日未明の撮影で、思った以上に多くの
流星が自動で記録されました。
輻射点の特定までは至りませんでしたが、こ
の機能は流星群の極大調査はもちろん
「流星群かどうか分からない夜空」
を、手軽に観測記録へ変えてくれる可能性を
感じさせるののでした。
タイトル画像
オリオン座、うさぎ座に流れる流星
2026年9月22日未明撮影
Seestar S50pro使用
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Seestarによる流星自動検知
Seestar アプリのアップデートによりPro
シリーズにおいて星座モード撮影において
自動流星検知機能ができるようになりまし
た。
9月22日の未明に星座モードで夜空を撮影
していたところ、Seestarが画面上で流星
を検出し、複数の流星が記録されました。
撮影中に画面を見張らなくても、「いつ・
どの方向に・どんな明るさの流星が流れた
か」がデータとして残るのは、大きな変化
です。
Seestar S50 Proは、星座や天の川を撮影
するための専用モードを備え、天体の自動認
識から撮影、画像処理までをアプリでサポー
トします 。
今回の流星検出は、その「広い空をただ撮る」
機能に、突発的な現象を捉える観測機能が加
わった形です。
9月22日未明に流れた流星
9月22日の未明にはたくさんの流星が流れてい
たようです。
Seestar S50proの星座モードの撮影時に多く
の流星が自動検知されました。
流れる方向に規則性があるようですが、具体的
な輻射点関連する流星群の特定はわかりません
でした。
その記録のいくつかを紹介します。

オリオン座の右方向、うさぎ座の下部に流星が見える

オリオン座の右方向に流星が見える


カシオペヤ座を囲むように2つの流星が流れる

ぎょしゃ座カペラ付近を明るい流星が流れている
流星自動検出の魅力
1. 「見逃し」が減る
流星観測で一番もどかしいのは、目を離した瞬間
に流れることです。Seestarなら、撮影を続けて
いる間、アプリが流星らしき動きを検出して記録
してくれます。
つまり、寝る前の短時間撮影や、星座の練習撮影の
つもりだった夜でも、流星の記録が副産物として
残る可能性があります。
2. 記録が「見た気がする」から「残る」になる
従来の流星観測では、目視でのカウントや、カメラ
画像を後から見返す作業が必要でした。
Seestarの自動検出は、撮影中に検出結果を提示
してくれるため、初心者でも「今夜は何個流れた
のか」を気軽に確認できます。
流星の本数、時刻、画面内の位置が残れば、後
から「どちら向きに流れたか」を整理する材料
にもなります。
3. 流星群の裏側を楽しめる
有名な流星群の極大日だけでなく、年間を通して
地球は宇宙塵の流れの中を進んでいます。
特定の流星群に属さない散在流星も常に流れてい
ます。
自動検出があれば、「今夜は何もない夜だと思っていた
ら、意外と流星が多かった」という発見ができます。
これは、流星群の活動状況を感覚的に知る入口として
とても面白い部分です。
今回は輻射点特定に至らなかった
今回、多数の流星が記録されたものの、具体的な
輻射点の特定までは行えませんでした。
輻射点を特定するには、通常は次のような情報が
必要です。
各流星の正確な時刻
流星の進行方向
複数地点からの同時観測、または十分な数の軌跡
星空座標への正確な位置合わせ
Seestar単体での記録は、あくまで「広角カメラが捉
えた空の一部」です。
流星の見かけの進行方向は、レンズの向きや画角によ
って大きく変わり、短時間・少ないサンプル数では輻
射点を逆算するのは難しくなります。
それでも、今回のように「多数の流星が同じ夜に記録
された」という事実は重要です。
もし継続して撮影し、時刻や方向のデータを蓄積でき
れば、活動の傾向を掴む手がかりになります。
流星自動検知機能の可能性
■流星群の「裏検証」ができる
ペルセウス座流星群やふたご座流星群のような主要流
星群では、「極大日の前後で活動がどう変化するか」
を手軽に記録できます。
天候や月光の条件が悪くても、部分的な時間帯の記録
が残るのは大きな強みです。
■小規模流星群の発見につながるかも
アマチュア観測では、既知の流星群以外に、特定の時期
だけ活動が増える小規模な流星群が見つかることがあり
ます。
Seestarのような自動記録装置が各地で普及すれば、個
人でも「同じ時期・同じ方向に流星が集中している」と
いう傾向を残せるようになります。
一人の記録は断片的でも、多くの利用者の記録が集まれば、
流星群研究の補完データになり得ます。
■天体撮影の楽しみ方が広がる
Seestar S50 Proは、星雲・星団のような深宇宙天体から、
天の川、星座、星の軌跡までを一台で扱えるスマート望遠
鏡です 。
そこに流星検出が加わると、「静かな星空写真を撮って
いたら、流星も記録されていた」という新しい楽しみ方
が生まれます。
流星は偶然性が高いからこそ魅力的です。その偶然を、
機器が自動で拾ってくれる。
これは天体撮影を「待つ趣味」から、「記録が蓄積し
ていく趣味」へ変える可能性があります。
■今後試したいこと
同じ方向・同じ設定で複数夜撮影し、流星数の変化を
見る
検出された流星の時刻と方向を記録し、流星群カレン
ダーと照らし合わせる
満月や薄明の影響がある夜でも、明るい流星が検出
されるか確認する
主要流星群の極大前後に、継続撮影を実施する
複数のSeestarユーザーの記録と比較できる仕組みがあ
れば、輻射点推定の精度が上がる可能性を探る
まとめ
Seestar S50proのアップデート機能により
流星自動検知機能が搭載されました。
早速、9月22日の星座撮影モードの記録に
多数の流星が記録されました。
輻射点の特定まではできませんでした。
しかし、Seestar S50 Proが自動で多数の
流星を記録できたこと自体が、この機能の
価値をはっきり示しています。

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