2026年10月31日の深夜、月が準惑星ケレスを
隠す「ケレス食」が起こります。
東京では22時36分ごろにケレスが月の縁へ潜入
し、23時18分ごろに出現。食の最大は22時57
分ごろです。
観測ポイントとライブ中継動画リンクをご紹介
します。
タイトル画像
ケレス食の潜入直前の様子
ステラナビゲーターでシュミレーション
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ケレス食について
月が地球とケレスの間に入り込み、ケレスを
一時的に隠してしまう現象が起こります。
ケレスは火星と木星の間にある小惑星帯で最
大の天体であり、2006年からは「準惑星」
に分類されています。
直径は約940キロメートル。つまり今夜隠
れるのは、太陽系でも特別な地位を持つ
小さな世界になります。
今夜の見所
今夜の観測ポイントを紹介します。
潜入:東京では22時36分ごろ、明るい月の縁に
ケレスが入っていきます。
食の最大:22時57分ごろ、ケレスは月の背後に
完全に隠れます。
出現:23時18分ごろ、月の反対側の縁から再び
現れます。
明るさ:ケレスは約8.2等。肉眼では見えず、天体
望遠鏡がほぼ必須です。
約42分間、ケレスが月の影に消える—その短い時
間こそが、今夜のドラマです。

準惑星ケレスの潜入前の様子
22時34分 場所 静岡県
ステラナビゲーターでシュミレーション

準惑星ケレスの出現後の様子
23時19分 場所 静岡県
ステラナビゲーターでシュミレーション
観測のむつかしさ
観測条件は良いのですが、問題は月とケレス
の光度差です。
月齢21の下弦前の月がとても明るく、8等級
のケレスはその光にかき消されやすいため、
望遠鏡を使っても難易度は高めです。
■観察のコツ
- 場所と時刻を事前に確認する:潜入・出現の時刻
- や月の縁のどの位置で起こるかは、観察地によ
- って変わります。
- 天体望遠鏡を用意する:ケレスは8等級前後なので
- 、双眼鏡では月の輝きに負けやすいです。
- 月面から少し離れた位置を注視する:明るい月縁の
- 近くは眩しいため、ケレスが消える直前の位置を
- あらかじめ把握しておくと見つけやすいです。
- 撮影するなら連写を:潜入前後の数分を連続撮影す
- ると、後から点が消える様子を確認できます。
- 無理ならライブ中継も楽しい:望遠鏡がなくても、
- インターネット中継で現象を追う方法があります。
潜入の撮影は光度差が激しくかなり難しい撮影対象に
なりそうです。
出現はスマート望遠鏡の機能を上手に出現予報時刻
の前後を連続撮影すれば写るかもしれません。
関連記事リンク
ライブ中継動画リンクの紹介
ケレス食のライブ中継動画がありました。
下記にリンクを紹介します
2026.10.31 ケレス食と秋の星
天文・地学の世界[カツヤch]

まとめ
10月31日はハロウィン。
仮装やお菓子の話題でにぎわう夜ですが、空の上で
は月がケレスという「小さな惑星」をそっとかくし
ます。
都市の明るさや月の眩しさに阻まれやすい現象だか
らこそ、挑戦する価値があります。
今夜22時半過ぎ、望遠鏡の接眼レンズに浮かぶ小さ
な光点が月の縁へ近づく—その瞬間に、私たちは地
球・月・ケレスが描く壮大な軌道の一本道をのぞき
見ることになります。

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