秋の空は、1等星が少なく秋らしく落ち着いた星空です。
その星座の中に肉眼でも見える大型の系外銀河があります。
その系外銀河の姿をSeestar S50を用いて撮影しました。
タイトル画像 VesperaⅡで撮影したM33 Jhosua氏撮影
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Seestarで系外銀河を撮影
Seestarの対物レンズの有効径は、50mmです。焦点距離は
250mmで、F5になります。
系外銀河の撮影は、Seestar専用アプリから星雲星団撮影
モードを使用します。
アプリの検索モードより,撮影したい星雲店星団の名称を検索
して名称を呼び代GoToのボタンを押す事により、Seestarが
自動導入し、視野中央に目標天体が入ります。
撮影ボタンを押すと撮影を開始します。
数十秒単位で、スタッキングを繰り返します。
時間をかかれば、より天体がはっきり撮影できます。
M31、M32 アンドロメダ系外銀河を撮影
M31 アンドロメダ銀河 撮影日 2024年9月9日 露出3分撮影
M32 アンドロメダ銀河の伴星雲 撮影日 2024年9月9日 露出3分撮影
アンドロメダ銀河は、私たちの銀河系から230万年光年離れたところにあります。
およそ30万光年の広がりがあり、4000億個の恒星があるといいます。
M32は、アンドロメダ銀河の伴銀河になります。
将来、M31に吸い込まれるといわれます。
M33 さんかく座の系外銀河を撮影
M33 さんかく座の渦巻き銀河 撮影日 2024年9月9日 露出4分撮影
アンドロメダ座のβ星とさんかく座のα星の中間にあります。
6等級の明るさと淡い広がりのため、肉眼で見るのはむつかしい
対象です。
250万年光年と我々の銀河に近くにある系外銀河です。
参考及び引用文献
星空教室 秋の星座 藤井旭 誠文堂新光社
Vespeara2によるM33
M33 渦巻き銀河 撮影日 2024年8月14日 撮影者 静岡県 Jhosua 氏
静岡県Jhosua 氏によるVesperaⅡによるM33の撮影画像です。
露出時間とスタッキングにより、より銀河のより詳細なデイテール
が表現されております。
まとめ
今回は、秋の空に見える大型の系外銀河をSeestar S50を用いて
撮影しました。
撮影のための設置、導入、撮影が手軽に短時間でできるのが
Seestarの魅力です。
また今回の撮影は、市街地で行いました。
短時間の撮影時間でも、系外銀河の特徴をよく捉えた撮影が
できました。
今後もSeestarを用いて撮影した天体を紹介していきます。
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