以前このブログで環のある惑星土星を紹介しました。
その土星の衛星のひとつにエンケラドゥスがあります。
この衛星に巨大な間欠泉が観測された事が話題になりました。
そして、衛星内部の環境が地球の海底の活動に酷似していることから
生命の存在の可能性があるのではないかと言われています。
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エンケラドゥスに間欠泉が存在
土星の衛星エンケラドゥスの表面は、厚い氷に覆われているのですが
その氷の下には液体の海が存在しているといわれます。
そこには、高分子有機物が豊富に存在しているという。
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sorae
この根拠は土星探査機「カッシーニ」が、エンケラドゥスの地表の氷表面
から熱水が放出する間欠泉を観測した事によります。
エンケラドゥスの内部には広大な海が広がり、間欠泉の存在から海底の底で
地球のマグマのような熱活動が起きているのだという。
微生物学専門の海洋研究開発機構の超先鋭研究開発部門部門長の高井研氏
は、この活動が、地球の深海で起きている熱活動と酷似しているといいます。
地球の深海には、マグマで高温に熱せられた水が、海底の裂け目から噴き出す
「熱噴射孔」という場所があります。
300度を超える大変な高温になります。
その高温で、岩石が溶け出します。
溶けだした岩石の成分物質を化学エネルギーに変換して生命活動を
行う微生物が存在するといいます。
この事から、エンケラドゥスにも大型な多細胞生物は存在しないか
もしれないが、微生物のような生命は存在し多数活動しているのではな
いかと言います。
高井さんは宇宙分野の研究者とも協力しながら、「はやぶさ」と同じような
探査機を衛星に送り水のサンプルを採取し持ち帰る計画にも取り組んでいるそう
です。
近い将来、地球以外の天体に始めて生命を見つけたという発見があるかもしれません。
参考及び引用文献 週刊YoMoっと静岡 1月23日発行
最近、土星の衛星ミマスにも内部に海が存在するという可能性があるという研究も
発表されました。
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まとめ
今回は土星の衛星エンケラドゥスに探査衛星が接近した際、間欠泉を観測され
内部の海底には地球深海のマグマ活動に酷似した活動が起こっているのでは
ないかといいます。
そしてそこには、地球と同じように微生物が存在するのではないかと考えられて
おります。
今後の更なる探査調査が楽しみです。
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