こんにちは!星空を愛する皆さまへ、
現在、「遠州天体写真愛好会」による天体写真展
『星空浪漫 in みをつくし』が開催されております。
ぜひ、会場に足を運んで宇宙へのロマンと感動を、
体感してください!
今回は、展示作品の中から遠天代表の田代氏による
星景写真と今村氏による今年1月に接近した火星を
紹介します。
タイトル画像 鳥居と流星
撮影者 遠州天体写真愛好会 田代貞氏
ブログ村ランキング参加中、応援クリックお願いします

にほんブログ村

星空浪漫2025【開催概要】
天体写真のベテランが勢揃いする地元天文同好会の
遠州天体写真愛好会による写真展が今年も、みをつく
し文化センターで開催中です。
素晴らしい作品が勢揃いしています。
ぜひ、足をお運びください。
- 会期:2025年6月14日(土)~6月22日(日)
- 時間:9:00~21:30(初日のみ12:00から/最終日は
- 17:00まで)
- 会場:みをつくし文化センター 1階展示ギャラリー
- (浜松市浜名区細江町気賀369)
- 入場料:無料
- 駐車場:あり(無料)

天体写真展の会場の様子 2025年6月14日撮影
鳥居と流星


2025年1月の火星の接近

火星の撮影画像 撮影者 静岡県 今村守孝氏
左上より
1.2025年1月13日21:23 視直径14.6″ 火星面砂漠地帯
2.2025年1月21日21:13 視直径14.6″ 右上にアキダリアの海
中央右にオーロラ湾
3.2025年1月28日19:34 視直径14.0″
4.2025年1月28日21:51 視直径14.0″ 上にアキダリアの海
下に真珠の湾
5.2025年2月4日19:35 視直径13.4″ 大シルチス
6.2025年2月4日20:57 視直径13.4″ 大シルチス
μ210 2415mm
2倍バローレンズ ZWO ASI385
赤道儀 NJP E-ZUSⅡ
撮影者のコメント
2025年1月12日は浜松市天文台の火星観望会の
当番でした。
この日は東京からNHKも火星観望会の撮影に
浜松市天文台に来ていたのですが、完全に
曇ってしまい残念でした。
今回の火星の接近は小接近なので自分で
撮影してこなかったのですが、12日が
あまり残念だったのでこの日以降自宅で
火星の撮影を始めました。
今回の撮影に使用したNJPは、協栄産業から
中古で買ったもので元はアルミ製の反射用
ショートピラーが付属していました。
これで撮影した頃、新幹線ののぞみが通過
するたびに惑星が飛び回って動画撮影に
とても苦労しました。
そこで大阪の協栄産業から中古で鉄製の
ロングピラーを購入して入れ替えました。
これがとてつもない重さで一人ではどうにも
ならず同好会の会員に助けてもらってようやく
設置できました。
効果は絶大で以後、惑星撮影が快適になりました。
もうひとつが惑星の導入問題でμ210にバーロー
レンズをつけると高倍率のためなかなかすんなりと
惑星がカメラに導入できず困っていました。
以前、同好会の会員から頂いた暗視野照明付き
十字線入りのアイピースをビクセンのフリップ
ミラーと組み合わせて使い始めたところこの
問題は解決できました。
私の工夫としてはμ210は反射鏡を動かしてピントを
合わせるのですが、これですと惑星のピント合わせは
大変なので別売りのラックピニオンを取り付けています。
それでも手動のピント合わせは苦労するので国際光器の
安価なモーターを取り付けて電動化しています。
引用文献
天文同好会 浜松スペースハンタークラブ会誌「ほし」
第195号
場案内・アクセス
- みをつくし文化センター 1階展示ギャラリー
- 住所:浜松市浜名区細江町気賀369
- 駐車場完備(無料)
- お問い合わせ:053-523-3116(みをつくし文化センター)
関連記事リンク
天体写真展『星空浪漫 in みをつくし』6/14(土)~6/22(日)
まとめ
今回は、今、開催中の星空浪漫2025の写真展の作品を
紹介しました。
遠州天体写真愛好会の会員が一年間かけて撮影した、選り
すぐりの天体写真が一堂に会する本展。
星空の美しさ、宇宙の壮大さ、そして撮影者たちの熱い思い
が伝わる作品ばかりです。
入場無料ですので、ぜひご家族やご友人と一緒にお越しく
ださい!
星空の下で出会う新たな感動を、みをつくし文化センターで
お待ちしています。
当ブログへの掲載許可を頂きました田代氏と今村氏に誌面にて感謝
します。

スポンサーサイト
ドメイン取得とホームページ作成には


ブログ作成には


コメント