離れた遠州森町の三倉で撮影した
秋の星座であるみずがめ座に見える代表的な
星雲星団をSeestarS30で撮影しました。
当日の空は好条件では、ありませんでしたが
迫力のある大きな銀河の姿を撮影できました。
ブログ後半では、12月も中旬。
来年の天文現象を把握するのに便利な書籍を
紹介します。
タイトル画像 M45(プレヤデス星団)
SeestarS30 撮影日 2025年11月11日
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NGC1499(カリフォルニア星雲)の特徴と魅力

NGC1449 NGC1449(カルフォニア星雲)
SeestarS30で撮影
2025年11月11日撮影
筆者は、左部の暗黒部と左側の二つの広がり
からガチョウの横顔を連想してしまいます。
大きく迫力があります。
NGC1499はペルセウス座寄りのおうし座境界に
位置する淡い輝く雲で、Ha輝線による赤みがかっ
た姿が最大の魅力です。
Seestar S30の自動追尾と自動スタックによる
積算で、細長い形状と星雲の繊細なテクスチャが
クッキリ浮かび上がります。
透明度の高い三倉の空では、周辺の暗黒帯が際立ち、
まるでカリフォルニアの海岸線のような流線美を楽
しめました。
初心者でも30分以上の露出で美しい赤いリボンが写り
、星雲撮影入門に最適です。
M45(プレアデス星団)の特徴と魅力

M45 おうし座の散開星団 SeestarS30で撮影
2025年11月11日撮影
M45は有名な散開星団で、青白い若い星々が宝石の
ように輝く姿が圧巻です。
Seestar S30では反射星雲(M45周辺の青い霧)も捉えや
すく、三倉の空では星の色合いが鮮やかで、7つのおうし座
のイメージそのものです。
コンパクトな視野に収まるため、短時間撮影でもダイナミック
レンジ豊かな画像が得られ、ポスト処理で星雲部分を強調する
と幻想的になります。
肉眼でも美しいですが、S30で拡大すると星の階層構造が新鮮な
感動を与えます。
Seestar S30撮影のコツと比較
NGC1499向き設定: Haモードや長露出(1時間以上推奨)、ゲイン
中程度で淡い部分を強調。三倉の空ならノイズ少なく高S/N比に。
M45向き設定: 標準モードで20-40分、星雲フィルターオフで星
のコントラストを優先。
明るいのでオーバー露出に注意が必要になることも。(実際には、
スタック合成で上手に調整してくれました。)
両者はNGC1499が星雲主体の繊細さ、M45が星団の輝き主体と
対比的で、同じおうし座でも多様な冬空の魅力を体現します。
Seestar S30があれば誰でもブログ映えする写真が撮れます!
2026年の天文計画にお勧めの書籍を紹介
12月に入りました。
残り1ヶ月で2026年を向かえます。
2026年の天文現象を把握して、計画を
立てるのに参考になる書籍を紹介します。
天文年鑑2026
天文年鑑は、1年の天文現象をコンパクトにまとめた
冊子になります。
2026年に起こる天文現象の予報と解説(全国8都市における
日の出入り・月の出入りの時刻や月の出・月の入りの時刻を
はじめ、毎月(12ヵ月)の星空、日食や月食などの食現象、
各惑星の動き、準惑星や小惑星の動き、彗星の出現予報、
流星群の予報など)や、2024年夏~2025年夏に起こった
天文現象の観測結果を収録しています。
アマゾンから参考及び引用
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アストロアーツからも星空年鑑2026や星空こよみ
カレンダー2026が販売されています。
こちらは、オールカラーでイラストやCGで天文
現象が解説しています。
DVDも付録
星空年鑑2026 アストロアーツ
2026年の天文現象や星空の様子えお紹介したオールカラー
のムックです。
様々な天文現象をイラストやCGでわかりやすく解説されて
おります。
スマホアプリ「星空ナビ」と連動させるとより楽しめます。
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毎月の全天星図、惑星の接近、食現象、流星群の
詳しい情報がまとめられております。
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出没時刻や月齢、主な天文現象がまとめられており、
毎日、星空とともに暮らすことができます。
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関連記事リンク
写真撮影法」イベントに参加しました。
-2026年の星空年鑑とカレンダーも紹介-
まとめ
今回は、遠州森町・三倉で、SeestarS30
で撮影したおうし座のNGC1449とM45を
紹介しました。
どちらも有名な星雲星団で見たことがある
方も多いのではないでしょうか。
森町三倉の透明度の良い空で、SeestarS30
で、その姿を捉えることが出来ました。
後半では、12月にあり、今年も残り1ヶ月に
なりました。
来年の天文現象の把握と計画に役立つ書籍を
紹介しました。

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