今、宵の西空の空が注目です。
2026年6月19日(本日)より、夕空で
とても魅力的な天文現象が起こります。
それは「金星がかに座のプレセペ星団
(M44)を通過する」します。
金星が最接近するのは20日になります。
全天で最も明るい惑星である金星と、
肉眼でもぼんやりと確認できる散開星
団プレセペの共演は、初心者からベテ
ランまで楽しめる絶好の観測チャンス
です。
タイトル画像
6月19日夕刻の西空のシュミレーション
金星とプレセペ星団の接近
(ステラナビゲーターより)
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プレセペ星団とは?
プレセペ星団(M44)は、かに座にある
散開星団で、「蜂の巣星団(Beehive C
luster)」とも呼ばれています。
暗い空では肉眼でも淡く見え、双眼鏡で
は無数の星の集まりが一気に広がる美し
い対象です。
距離:約600光年
明るさ:約3.7等
見かけの大きさ:約1.5度(満月の約3倍)
つまり、非常に「大きくて広がりのある星
団」です。

6月19日 金星とプレセペ星団の接近の様子
ステラナビゲーターにてシュミレーション
今回の見所
今回の現象の最大のポイントは、強烈に明るい
金星(-4等級前後)が、この大きな星団の中を
通過することです。
普段は淡く広がるプレセペ星団ですが、そこに
まるで「スポットライト」のように金星が入り
込むことで、星団の位置が非常に分かりやすく
なります。
■特に注目なのは以下の点です:
肉眼でも「金星+ぼんやりした星の集まり」と
して確認できる
双眼鏡では金星と星団の星々が同一視野に収ま
る
写真では非常に華やかな構図になる
■観測のタイミングと方向
金星は19日よりプレセペ星団に接近し
20日に最接近します。
観測に適した時間は、日没後から20時頃まで。
西の空のやや低い位置に見えるため、以下が重要
です:
西の空が開けた場所を選ぶ
できるだけ早めに観測を開始(高度が低くなる
ため)
金星は非常に明るいので、すぐに見つかります。
その近くに、ぼんやりとした星の集まりが見え
れば、それがプレセペ星団です。
プレセペ星団の観察は、双眼鏡や小~中望遠鏡
を使用します。

6月19日 金星とプレセペ星団の接近の様子
ステラナビゲーターにてシュミレーション

6月20日 金星とプレセペ星団の接近の様子
ステラナビゲーターにてシュミレーション
双眼鏡・望遠鏡・カメラでの楽しみ方
■ 双眼鏡・望遠鏡での楽しみ方
双眼鏡(7倍〜10倍)では、この現象の
魅力が最大限に引き出されます。
金星の強い光と周囲の星々の対比
視野いっぱいに広がるプレセペ星団
星の密集感と立体感
望遠鏡ではやや視野が狭くなるため、
低倍率での観察がおすすめです。
■ カメラ撮影のポイント
天体写真としても非常に魅力的な被写体です。
おすすめの撮影設定:
焦点距離:50mm〜135mm(星団全体+金星)
三脚使用
ISO:400〜1600
露出:1〜5秒(空の明るさに応じて調整)
ポイントは「金星が明るすぎる」こと。露出を長く
しすぎると白飛びするため、複数露出での撮影や
HDR合成も有効です。
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まとめ
金星とプレセペ星団の接近・通過は、
比較的珍しく、しかも誰でも気軽に
楽しめる現象です。
肉眼で見える
双眼鏡で美しい
写真映えする
という三拍子そろったイベントなので
、ぜひ晴れた空で楽しんでみてくださ
い。
梅雨時期ではありますが、雲の切れ間から
でも十分に価値のある観測対象です。
短時間でも空を見上げる価値があります。
初夏の夕空に浮かぶ、惑星と星団の共演をぜひ
お見逃しなく。

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