M101に出現した明るい超新星の画像を紹介!

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山形県の板垣公一氏が5月19日におおぐま座のM101(回転花火銀河)に超新星

(SN2023ixf)を発見しました。

発見時14.9等でしたが、急激に増光して12等台の明るさで見えてます。

地元の天文同好会の方々がこの超新星を撮影しましたので紹介します。

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山形県の板垣氏がM101に超新星を発見

山形県の板垣公一氏は、5月19日17時27分(日本時間20日2時27分)に、おおぐま座

にある系外銀河M101に14.9等の超新星を発見しました。

国際天文連合、天文中央電報局の報告から40分後にカナリア諸島にあるラパルマ天文台

のリバプール望遠鏡にて分光観測が行われ、Ⅱ型超新星であることが確認されました。

「スピッツアー」宇宙望遠鏡にて、2004年から2019年に撮影した中間赤外線画像によると

爆発前の赤色巨星と思われる天体があったとの事。

この赤色巨星は、太陽の15倍の質量になるようです。

発見後、この超新星は、12等台まで、明るくなっております。

参考文献および引用文献

板垣さん、回転花火銀河に明るい超新星を発見 アストロアーツ

M101超新星の画像紹介

                 M101と超新星   撮影者 今村守孝氏 

撮影条件と撮影者のコメント

2023年5月24日(水)20:22~

ASI294MCPro、3分×25枚 -15℃

合計75分 LPS-P2使用  gain300

FS-128+フラットナー 1080mm F8.3

EM-200 M-GEN100mmにてオートガイド 観音山月の丘

板垣さんの発見された超新星を観音山で写してきました。

ちょうどこの日警察官の研修が観音山少年自然の家であり警察のバス10数台の中で

撮影しました。

雲もあり月も出ていて、さらにバスの屋内等も点灯している中での撮影でした。

天頂付近の撮影で屈折で鏡筒が長く三脚にぶつかりそうで冷却カメラをライトで照らして

点検しながら何とか25枚撮りました。

27枚撮ったところで完全に曇りました。

30年ほど前、勤務先の学校の天文部の合宿で富士山麓山の村へ行った際、オウム真理教

逮捕のための警察車両100台以上と遭遇した件を思い出しました。

21日(日)にも観音山へM101撮影に行ったのですが、この日は最初から曇りで月と

金星を写して帰りました。 

             M101と超新星    撮影者 小和田稔氏

 

 撮影者のコメントと撮影条件

 昨晩(5/21)自宅にて撮影を試みました

 明るい空で見栄えはしませんが12等級くらいで写りました。 

 データは以下の通りです。

 μ250(fl2328mm)EOSkissX7i(IR改造機)

 ISO6400 30s×2コマ合成 トリミングあり

関連記事リンク 

超新星2023ixfの明るさの変化 アストロアーツ

まとめ

板垣氏が、M101に発券した超新星が明るくなっております。

地元の天文同好会の方々が撮影に成功しており、その画像を

紹介しました。

 

発見後、この超新星は、12等台まで、明るくなっております。

星雲本体も明るく、小口径望遠鏡でも十分観測できます。

宵いの北天に高く見える位置にあり、超新星を観測するには、好対象です。

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