Sirilによる画像処理を紹介!-画像処理の新手法-

astoronomy

ここ最近、AIの技術進歩やGPUの性能

向上で新しい画像処理ソフトが続々と

出ております。

浜松スペースハンタークラブの会員の

古知辰郎氏が、画像処理ソフトSirilに

ついての手記を書きましたのでここに

紹介します。

経済的負担がなく、扱いやすい画像

処理ソフトとの事です。

タイトル画像

ブログ村ランキング参加中、応援クリックお願いします

にほんブログ村 科学ブログ 天文学・天体観測・宇宙科学へ
にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

お金をかけずに画像処理の新手法を試す

5月の新月期は晴れが続いたので、南中を

越えた天体を1時間ごとに順番に流してい

くようなシーケンスを撮像ソフトに入力し

一晩に 5〜8対象くらい乱獲できましたが、

そこから梅雨入りし6月に至っては撮れ高

ゼロでした。

毎年この時期は、晴れないストレスのせいか

新機材を物色して散財するか、パソコンで新

たな画像処理やプログラムの作成など意識を

空からディスプレイに向けるなどの対症療法

が必要になります

治療効果が最も高いのは新機材の購入なのですが、

梅雨入り直前にリビングのエアコンが熱風しか出

さなくなり、急遽買い替えを余儀なくされたので

今年は物欲を満たすことに頼らず、画像処理の新

たな手法を開拓することで梅雨を乗り越えること

にしました。

先日 ML で大石さんの投稿で PixInsight や BXT

で処理した画像を見て大悶絶しましたが、円安の今

300 ユーロと 100 ドルの出費は躊躇せざるを得ま

せん

そこで、今まで存在は知っていたものの敬遠してい

たSiril を使った画像処理を試します。

Sirilの画像処理の概要

基本的にはこれだけで画像ファイルのスタック(ダーク

減算やフラット補正)や背景のカブり補正やレベル調整

など一通りの処理はできてしまいます。

 

ステライメージなどの国産ソフトに比べると

とっつきにくい点もありますが追加機能が豊

富で、無料でかなり高度な処理ができます。

 特に背景処理とノイズ処理が強力な Grax

partや星と星雲を分離して処理できる Star

Net2 がプラグインとして無料で使えるのが

素晴らしいです。

特筆すべきなのはイメージのプレートソルブ

に基づく色補正で、撮影した光学系の焦点距

離と撮像センサーのピクセルサイズを入力し

撮影された画像の概ねの赤道座標(M・ NG

Cなどの天体名で指定も可)を入力すると、

撮像した画像と星表の恒星の分光観測結果に

基づくカラーバランスが再現されます。

 スタック画像      背景処理画像    星表と対比に基づくカラーバランス補正画像

小さい画像だと分かりにくいですが、分光観測

に基づくカラーバランスの補正は面白いほど自

然な画像になります。

これまでステライメージやフォトショップで画像

処理していましたが、モニター上の見た目の感じ

とヒストグラムで仕上げていましたが、そこにあ

るべき星の色と合わせるのは(しかも自動で)目

から鱗が落ちました。

更に、いわゆる恒星マスク処理を行う StarNet2

というプラグインのおかげで恒星と広がった星雲

などを別にレベル補正すると、淡い星雲の構造が

強調されつつ恒星が肥大しないので、夏の天の川

の濃い領域はとても美しく微細な構造も綺麗に浮

かび上がります。

こんな感じに分光観測に近いカラーバラン

スにすると自然な色合いに見えるから不思

議なものです。

無料ソフトでこの効果は大満足です。

光学系との相性

今のところ Borg71Fl とレデューサーの

340mm の画像ではかなり良好な結果が

出せています。

星雲星団だけでなく低空の光害カブリが

顕著な彗星の画像にも効果的でした。

光害カブリした背景の平坦化と色の

偏りの大きい低空の恒星のカラーバ

ランスなどを調整すると彗星の尾の

微細な構造と恒星が引き締まった画

像になり低空の対象とは思えない仕

上がりになります。

ここまで行くと写真と言えるのか良く

分からなくなってきますが、個人の楽

しみの範疇なので容赦してもらおうと

思っています。

ところが、過去に撮影した F4 のニュー

トン反射(+コマコレクタ)は背景のム

ラが顕著に残ってしまいます。

系外銀河や惑星状星雲は長焦点で狙いた

いので、梅雨明けしたら手持ちの光学系

それぞれの特性とカメラの取り付け角度

に合わせたフラット画像を追い込んでい

きたいと思います。

 

天文同好会 浜松スペースハンタークラブ

会誌「ほし」第201号より引用

まとめ

ここ最近、AIの技術進歩やGPUの性能

向上で新しい画像処理ソフトが続々と

出ております。

浜松スペースハンタークラブの会員の

古知辰郎氏が、画像処理ソフトSirilに

ついての手記を書きましたのでここに

紹介します。

経済的負担がなく、扱いやすい画像

処理ソフトとの事です

例会でもPixInsightよりもわかりやく

使い勝手が良いと話題になっていま

した。

おすすめの画像処理ソフトです。 

手記の投稿掲載を承諾頂きました古知氏

に誌面にて感謝します。

スポンサーサイト

ドメイン取得とホームページ作成には 

取り扱い400種類以上のドメイン取得サービス─ムームードメイン─

ブログ作成には

ロリポップのお得なキャンペーンをチェック

私の今までの仕事や趣味の天文活動で得た専門知識や経験を用いて科学や天文学について、楽しくお話して行きます。アマチュア天文家 

SHOをフォローする
astoronomy
スポンサーリンク
SHOをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました