持ち運びや設置も手軽にできて、天体導入や撮影も簡敏にできるスマート
望遠鏡Vespera。
望遠鏡を観測地に設置し、アプリを操作するだけで、設定、撮影を全て
自動で行います。
天体写真に興味を持つ初心者からベテランの方々にいろいろなシチュ
エーションで使用できる可能性のある望遠鏡です。
Vesperaユーザーの静岡県Jhosuaの撮影した天体写真を紹介します。
今回は、春の代表的な星座のしし座に見える系外銀河の撮影画像です。
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M65，Ｍ66、NGC3628 しし座の系外銀河トリオ
NGC3628、M65,M66 しし座の系外銀河 撮影者 静岡県 Jhosua氏
しし座の後ろ足にあたるθ星とι星の中間にあるさがしやすい系外銀河です。
3つの系外銀河が30′から1°の間隔で、集まっていますので、望遠鏡の低倍
率でしたら、三つの銀河を同一視野に見ることができます。
この三つの系外銀河は、2900万光年のところにある同じ小宇宙のグループ
でもあります。
銀河の形状もそれぞれ特徴があり、天体写真によく紹介されます。
参考文献 全天星雲星団ガイドブック 藤井旭著 誠文堂新光社
NGC3686 、NGC3684、NGC3681、NGC3691しし座の系外銀河カルテット
NGC3681 、NGC3684、NGC3686、NGC3691（最も暗い銀河） しし座の系外銀河 撮影者 静岡県 Jhosua氏
しし座の系外銀河、NGC3686 、NGC3684、NGC3681は、渦巻き銀河で
トリオになりますが、NGC3681を含めるとカルテットになります。
暗い、マイナーな系外銀河ですが、ここ最近の望遠鏡撮影機材の高感度化で、
こちらもよく撮影される人気の系外銀河群です。
Vesperaは、この四つの銀河をしっかり撮影されております。
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ヴァオニス 天体観測
まとめ
光害の多い市街地でも、深宇宙を手軽に楽しめる
スマート望遠鏡Vespera。
今回は、その撮影画像を紹介しました。
しし座に見える系外銀河です。
画像を送って頂いたJhosua氏に感謝します。
次回も引き続きVesperaによる天体写真を
紹介します。
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